第24話
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も早すぎる現場”だ。」
「そうね…………それこそかつてクロスベルが”赤い星座”、”黒月”、そして結社の猟兵達に襲撃されたあの時よりも凄惨な現場になると思われるもの。」
「ロイド先輩…………エリィ先輩…………―――お二人やセルゲイ課長、ルファディエル警視の心遣いはとても嬉しいですけど、その頼みだけは聞けません。あたしは特務支援課に来た時から―――いえ、警察学校に入学した時からクロスベル警察の一員としてクロスベルを護りたいと気持ちで精進し、そしてクロスベルを護る為にも人手不足な”特務支援課”に派遣されたのですから、あたしも支援課の一員として…………クロスベル警察の一員として今回の緊急支援要請にも是非協力させてください!」
ロイドとエリィの気遣いを知って呆けたユウナだったがすぐに決意の表情を浮かべて答えた。
「ユウナさん…………」
「ったく、雛鳥なのにいっちょ前な発言をしやがって…………」
ユウナの決意にティオは目を丸くし、ランディは苦笑し
「……………………わかった。だけど最優先に自分の身を護る事と俺達の指示に必ず従う事…………この二つを守る事を約束してくれ。」
「はい…………!」
ユウナの決意の表情を少しの間見続けたロイドは疲れた表情で溜息を吐いた後気を取り直してユウナに指示をし、ロイドの指示にユウナは力強く頷いた。
「フフ、話は纏まったみたいね。それじゃあ早速だけど、護送の手筈について説明をするわ―――」
そしてロイド達の様子を微笑ましく見守っていたルファディエルはセルゲイと共に護送についての手筈について説明を始めた――――――
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