第七千八百六十六話 二代目のお城
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第七千八百六十六話 二代目のお城
ふとです、オーストラリアが大阪城の天主閣を見て言いました。
「いい天主閣でごわすな」
「あちらを背に記念撮影ですが」
「何か新聞が書いていないでごわすか?」
「あの新聞ですね」
日本はオーストラリアにすぐに反応しました。
「何かと話題の」
「あの新聞が秀吉さんを言っていたでごわすが」
「今の大阪城は秀吉さんのものではないので」
ここから言う日本でした。
「大坂の陣で焼けていることは」
「もう日本では常識でごわすな」
「あの大坂城とは別です」
あくまで、というのです。
「あの新聞は何かと問題を起こしていますが」
「今回もでごわすか」
「今では信用度は大阪スポーツ新聞位でしょうか」
「東京だと東京スポーツ新聞でごわすか」
「若しかすると夕刊フジや日刊ゲンダイ位かも知れないです」
「どっちも読むと頭が悪くなると聞いたでごわすか」
「もうそのレベルかも知れません」
何しろ日本の新聞なのに今の大阪城のことすら知らないのです、これが意図的な捏造ならもう報道機関ではありません。
第七千八百六十六話 完
2019・7・5
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