暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第1話 始まり
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ちも交戦しながら、近くにいるこの二人の子供を見てみると、女の子の方はブースト型のデバイスに、なんかちっこい龍を使役してるし、男の子の方は武器から見て多分近代ベルカ式のようだけど……、如何せんまだ子供って言う点で、少しずつ押されつつあるな。前で戦ってる二人も、慣れているっぽいけど、練度が高くて驚く。
「邪魔にならない程度、に!」
目の前に現れたガジェットに刀を通す。同時に、持っていた刀に更に罅が入るけど、それよりも先に、前にいる二人に声を掛ける。
「退路は確保出来てます! お先にどうぞ!」
「……はい!? ……了解しました!」
とりあえず、退いてくれと言っただけなのに、前にいるオレンジの髪の子の眉間にシワが寄ったのがわかった。いやまぁ、俺もちゃんと所属言ってないけど、それがここまで影響するものなのか、はたまた別の要因か。
「スバル、タイミングを言うから直ぐに下がる! エリオはキャロの防御に、キャロはそのまま処理を進めて。良いわね!」
「わかった!」
「「了解!」」
テキパキと指示を出す辺り。やっぱすげぇなこの子。あれよか年が下っぽいのに、指揮官適正あるのか。すげぇな。
(協力感謝です。一応この先にコチラの部隊がいるから、そこまで進んで下さい。君等四人が先行して、こちらが殿だ)
オレンジの子に念話で伝えると、コチラを向いて。
(了解しました。私達……私も殿をしたほうがいいと思いますよ? コチラのフロントとガードを遊撃に、フルバックが封印処理を行なってますし、加えて遠距離魔法の方がリスクも少ないですし、迅速にいけます)
……わぉ。すげぇありがたい。けど。
(普通ならそうですが。ロストロギアの確保してくれたお蔭で、ガジェットから集中的に狙われてて、申し訳ないというのが強いんですよ。それに元々こちらの不手際で、こんな事になって他所様の部隊の子を怪我させたとあっちゃ申し訳ないんですよ。
ただでさえ、確保して狙われて負担強いてるのに)
そう伝えると同時に、オレンジの子の顔を見ると。納得いかないって様子で、少し考えた後。
(……了解しました)
(ありがとう。それじゃあ、行くか!)
無事説得できて、正直ほっとする。ちゃんと聞いてくれて有難い。
「皆、行くわよ!」
オレンジの子の号令と共に前に居た、スバルと呼ばれてた青い子と、エリオという赤い髪の子が下がると同時に、前に出る。同時に向かってくるガジェットに、途中にあったガジェットの残骸を蹴り飛ばして、擬似的な壁を作る。あくまで殿という役目を背負っているから、コレ以上の攻撃はしない。ガジェットの方も急な撤退に対応しきれていないのか、動きが先程よりも雑になり始めた。
『管制から、スティー
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