暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第1話 始まり
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ますか」
身体強化をやりながら、更に両の手足を集中的に強化を施す。さっきの戦闘でコチラの手持ちの刀に罅が入ってるからというのもあるけど、AMFが展開されてる状態だと、少し面倒だというのが改めて理解出来たから。
それらを踏まえてきちんと魔力を練れば、一応飛べるし、身体強化も発動できるから、今の所は、まだ脅威にはならない。
さて、
「スティール8より管制へ。機動課の隊員を見つけた。合流して退かせるから退路の指示を」
『はい。退路図を送り致します。途中で問題が発生いたしましたら、独自の判断で動いてくださいね!』
「……いやいや、ダメだろ、それは」
『貴方だからいいんです。後、機動課の方が持っているロストロギアに反応してか、まだ交戦されていないガジェット群がそちらに向かいつつあります。早めに退いて下さい。では!』
そう言って通信が切れると同時に、目の前にモニターが開いて。今いる地点からの退路図と、周辺のガジェットの散布図が展開、更新された。周辺の戦線のガジェットは、少しずつ減ってきているけど、まだ交戦していないガジェットがこっちに……いや、正確には、あのロストロギア目掛けて、集まって来てる。
機動課の面子の様子を見ると、互いをカバーしあって上手く戦ってるけど、これも時間の問題だろう。徐々に押されつつ……や、なんか違うな。
赤い子を下げて、オレンジと青い子が前に出始めて……なんだ?
一度掃討して、封印処理を進めさせるのかな? でも、それは中々しんどいが……。
無理させる位なら。
「行くか」
呼吸を整え、一気に接近。
同時に、近くに居たガジェット数体に刀身を通して、そのまま、四人のいる場所へと移動。その勢いのまま、今にもレーザーを撃とうとしていたガジェットに、拳に魔力を込めて――
「捉え……たっ!」
回り込んで、一気に打ち込み、ガジェットを吹き飛ばし、近くに居たガジェットにぶつかって爆発する。それと同時に、四人とも俺に気づいたのか、一瞬だけ戦闘が止まる。
「こちら、スティール8。ここから退きながら援護するから、宜しく俺は―――」
そう言った瞬間、降りてきた時に切ったガジェットが爆発して、自分でも名前を聞き取れなかった。けど、まぁ、いいか。とりあえず撤退することが大切だし。
「支援に感謝します。撤退しますのでよろしくお願いします」
俺がそう言うと、止まっていた戦闘が、直ぐに再開された。同時に俺も動いて、子供二人のそばへと掛けより、寄ってくるガジェットを迎撃する。
「え……? あ、はい!」
「ありがとうございます!」
近くで戦闘してると、子供二人から御礼の言葉が飛んできた。
うん。なんというか、すっげぇ初々しいな。こっ
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