暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少?リリカルなのは UnlimitedStrikers
第1話 始まり
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内容に耳を傾け、同時にモニターを複数展開し他の面子の様子も伺う。戦況は思わしくないけれど、皆上手くガジェットを捌いているようで、モニターの端々に残骸が写っている。
『なので、コチラではガジェットの各個撃破を続けますので、そちらに合流して下さい。くれぐれも無茶をしないよーに。奏さんと震離さんに念押しされているので』
「はいはい。分かった分かった。そっちも他の奴らのフォローを頼んだよ。じゃ」
最初の方は事務的な連絡だったけど、後半に行くにつれてどんどん砕けたような話し方に変わってきて、思わず吹き出しそうになる。理由は単純で、今ここが戦場で、そんなリラックスしたような会話を聞けるとは思えなかったからだ。特に、今オペレートしている子は、ついこの間入ってきた新人の子だから余計に笑っちゃいそうだ。
でも、吹き出しそうなのを抑えて、直ぐに移動を開始し、先程言っていたガジェットの反応と、ロスト・ロギアの反応が合った場所へと移動を開始する。
と言っても、割と近くにいたお陰で直ぐにその付近へと到着し、辺りを見渡す。
「とりあえず、色々音は聞こえてるから……って、何だ?」
突然、木々の隙間から、上空にいるはずの俺の直ぐ側までに青い道の様な物が何本も現れ、それと同時にエンジンを吹かすような音が聞こえて――
「ディバイン……バスター!!!」
突然、青い砲撃が茂みより現れる。
「危な」
慌てず冷静に少し横にずれて回避する。
加えて、現状落ち着いて来たとは言え、ロストロギアを回収した機動科の人達の事を考えれば、結構不味いのではないかと考える。
理由は単純。今襲ってきているガジェットドローンは、ロストロギアにつられて来ているのだから、それを確保した機動科を狙うのは当然で。
周りに人の有無を確認せずに砲撃したということは……。
「合流して、退避行動とらせないと」
直ぐに砲撃が飛んできた方向に移動を開始。遠目で確認出来たのは、オレンジ髪のツインテールに青の短髪の女性と、背が低いが赤髪の少年にピンクの髪の毛の女の子がガジェットと交戦してた。多分、青い道を走ってる子が、さっきの砲撃でガジェットを粉砕したんだろうな。現に青い道を作ってるし。
おそらく……いや、ほぼ確実だろうな。あれが『機動六課』の隊員だ。それを踏まえてよく観察してみると、ピンク色の女の子が何やらケースを守って戦ってるし、その子を守るように他の三人も動いてる。
良い連携で、中々統率も取れてて素直に感心する。
普通はあんなに上手くは出来ないと思う。全員個人所有っぽいデバイスみたいだし、スタイルも4者とも違う。それを上手く纏めてるのは……あぁ、オレンジの子か。すごいなほんと。
「いけね。見てるだけは良くないな……援護に回り
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