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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica45旗艦ネレイデス攻略戦〜Tr?nen in der Tiefsee〜
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て、離れることは出来ない。ケーブルを1本でも外すと死ぬ、そういう風に改造されたから。だからネレイデスもろとも沈めてほしい。お前たちが艦隊を削ってくれたおかげで、ウチの拘束力も解けてくれた。今はまだ、オメガに分があるけど、必ずネレイデスを掌握してみせる。それまで耐えて』

『愚かな事を。今の貴方は私を掌握できるほどのリソースを持っていない。大人しく私の管理下に留まれ』

『うるっさい、AIの分際で! ウチと一緒にお前も深海に沈め!』

モニターと通信がブツッと切れて、その僅か数秒後にガンマから『緊急浮上! 六課、注意!』との通信が入った。船影が海面にまで上がって、派手な水柱を上げながら船首が飛び出してきた。

汎用対衝撃装甲(スプリガン)レベル最大。発射管20番〜24番開放。散弾ミサイル(ズラトロク)Type Bを――』

『させない! スプリガンを緊急解除! 六課! 装甲の色が鉄色になったら即攻撃!』

ネレイデスはこれまで水色だったけど、今は濃紺色で、さらにガンマの言う鉄色になった。だからすずかちゃんとはやてちゃんからの「総員、攻撃!」という指示に従って、対艦班の私たちは武装端末で、はやてちゃん達は魔法で、ネレイデスへと攻撃を放った。

「入った!」

「ネレイデスの装甲に損傷を確認!」

さっきまではどんな攻撃も弾いてた装甲が、色が変わっただけで脆くなった。炎と黒煙を上げるネレイデスだけど、『第2層装甲稼動。スプリガンを最大レベルで再起動。ダメージコントロール・・・クリア』オメガの言葉と共に開いていた穴が塞がって、色も濃紺に戻った。

『発射管60番〜70番開放。炸裂ミサイル(ボナコン)Type B・・・発射』

「弾道ミサイル!」

『六課はネレイデス最優先! 落下軌道のデータを管理局艦に送信した! 迎撃は管理局艦(そっち)でやって! まったく!』

弾道ミサイルが発射管から発射されたから、私たちは自分の身を護るため最高速度に達するまでに撃墜しようってしたんだけど、ガンマはこちらの様子をモニターし始めたのか怒鳴り声を上げた。私たちは顔を見合わせて、リュッチェンスとヴォルフラムに迎撃をお願いする旨を伝えた。

『もう少し・・・あとちょっと・・・!』

『っ! 潜航を開始。全発射管を開ほ――』

『メインシステム掌握率52.1%! このまま完全に乗っ取ってやる! スプリガンへの電力供給を全カット! ミサイル発射システムに干渉! 発射シークエンスを一斉破棄!』

ネレイデスが再び鉄色になったのを見て、私たちはもう一度攻撃態勢に入る。それぞれ武装端末やデバイスを向けた時・・・

防衛用圧力波伝播弾(エアレー)・・・発射』

艦体後部のハッチ1基から成人大サイズの球体が4基
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