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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica45旗艦ネレイデス攻略戦〜Tr?nen in der Tiefsee〜
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『発射管1番から4番開放。散弾ミサイル(ズラトロク)Type B・・・発射』

鼻孔に当たる箇所はミサイル発射管の集まりで、少なくとも100基くらいのハッチがある。そのうち4基からミサイルが発射されて、垂直に空へと上がっていった。弾道ミサイルだ。

「ネレイデスへの攻撃を中断して、弾道ミサイルの迎撃を最優先に! ウーノ、はやてちゃん、ハルトマン一佐! それに各航空隊へ! 警戒してください!」

「あのミサイル、プライソン戦役ん時と同じなら魔法で破壊できんじゃねぇか?」

「巡航ミサイルに比べて迎撃は難しいと思うけど、広域攻撃が出来るならたぶん・・・!」

広域攻撃が出来るのは、はやてちゃん、アインスさん、アギトとユニゾン中のシグナムさん、それにフィレスさんだけだ。でもはやてちゃん達は今、敵戦力と交戦中。頼るわけにはいかない。と思いながらもチラッとはやてちゃん達の方を見る。ここから500mくらい離れてるけど、魔力光のおかげで大体の状況は判る。

(あれ? あの桃色の魔力光って・・・)

開戦時には無かった色。そしてその持ち主も姿を見せてなかった。セラティナさんのものだ。

「ボサっとすんな、なのは!」

「あ、ごめん、ヴィータちゃん!」

エネルギー弾の弾幕も続く中、リュッチェンスから『全隊! 高度50m以下まで降下してください! 急いで!』切羽詰った通信が入った。

『騎士カローラはそのままの高度で結構です! ズラトロクは、高度50m〜10km圏内の一定空間内を任意で爆撃するミサイルだそうです!』

『ハルトマンです! リュッチェンスとヴォルフラム2隻の艦載砲による迎撃を行います! 八神一佐、よろしいですか!?』

『もちろんです! そちらの指示はお願いします! こちらはロードスター一尉のおかげで、直掩戦力をもう少しで撃破できそうですので、雷騎士を逮捕した後にネレイデス攻略に参加します!』

弾幕の中を掻い潜って50m以下まで降下しないといけなくなった私たちは、この機会にネレイデスに再接近して、至近距離での砲撃を撃とうかと考えるわけだけど・・・。

『弾道ミサイルが降下してきました! 未だに指定高度内に居る隊員は、至急50m以下まで降下してください!』

攻撃中にミサイルの衝撃で体勢を崩されて、ネレイデスの弾幕を受ける危険は避けないと。みんなで顔を見合わせて、今は回避を最優先することに。

『申し訳ありません、1発の迎撃に失敗しました! 皆さん注意を!』

ハルトマン一佐からの通信の直後、空がカッと明るくなった。1発のミサイルが途中で複数の小型ミサイルへとバラけて、ソレらが一斉に爆発。ドォーン!と耳を貫くほどの大きな爆発音に続き、「くぅぅ・・・!」押し潰されそうな衝撃波が頭上から襲って
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