暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica45旗艦ネレイデス攻略戦〜Tr?nen in der Tiefsee〜
[4/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
『発射管1番から4番開放。
散弾ミサイル
(
ズラトロク
)
Type B・・・発射』
鼻孔に当たる箇所はミサイル発射管の集まりで、少なくとも100基くらいのハッチがある。そのうち4基からミサイルが発射されて、垂直に空へと上がっていった。弾道ミサイルだ。
「ネレイデスへの攻撃を中断して、弾道ミサイルの迎撃を最優先に! ウーノ、はやてちゃん、ハルトマン一佐! それに各航空隊へ! 警戒してください!」
「あのミサイル、プライソン戦役ん時と同じなら魔法で破壊できんじゃねぇか?」
「巡航ミサイルに比べて迎撃は難しいと思うけど、広域攻撃が出来るならたぶん・・・!」
広域攻撃が出来るのは、はやてちゃん、アインスさん、アギトとユニゾン中のシグナムさん、それにフィレスさんだけだ。でもはやてちゃん達は今、敵戦力と交戦中。頼るわけにはいかない。と思いながらもチラッとはやてちゃん達の方を見る。ここから500mくらい離れてるけど、魔力光のおかげで大体の状況は判る。
(あれ? あの桃色の魔力光って・・・)
開戦時には無かった色。そしてその持ち主も姿を見せてなかった。セラティナさんのものだ。
「ボサっとすんな、なのは!」
「あ、ごめん、ヴィータちゃん!」
エネルギー弾の弾幕も続く中、リュッチェンスから『全隊! 高度50m以下まで降下してください! 急いで!』切羽詰った通信が入った。
『騎士カローラはそのままの高度で結構です! ズラトロクは、高度50m〜10km圏内の一定空間内を任意で爆撃するミサイルだそうです!』
『ハルトマンです! リュッチェンスとヴォルフラム2隻の艦載砲による迎撃を行います! 八神一佐、よろしいですか!?』
『もちろんです! そちらの指示はお願いします! こちらはロードスター一尉のおかげで、直掩戦力をもう少しで撃破できそうですので、雷騎士を逮捕した後にネレイデス攻略に参加します!』
弾幕の中を掻い潜って50m以下まで降下しないといけなくなった私たちは、この機会にネレイデスに再接近して、至近距離での砲撃を撃とうかと考えるわけだけど・・・。
『弾道ミサイルが降下してきました! 未だに指定高度内に居る隊員は、至急50m以下まで降下してください!』
攻撃中にミサイルの衝撃で体勢を崩されて、ネレイデスの弾幕を受ける危険は避けないと。みんなで顔を見合わせて、今は回避を最優先することに。
『申し訳ありません、1発の迎撃に失敗しました! 皆さん注意を!』
ハルトマン一佐からの通信の直後、空がカッと明るくなった。1発のミサイルが途中で複数の小型ミサイルへとバラけて、ソレらが一斉に爆発。ドォーン!と耳を貫くほどの大きな爆発音に続き、「くぅぅ・・・!」押し潰されそうな衝撃波が頭上から襲って
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ