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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica45旗艦ネレイデス攻略戦〜Tr?nen in der Tiefsee〜
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幕が・・・!」厚くなった。

「なのはちゃん! ヴィータちゃんが戻ってきたら、シールドを壊しても良いって気概で突っ込もう!」

「すずかちゃん・・・。ん、了解だよ!」

「みんな、バッテリーの残量は?」

艦載砲を回避しながらバッテリー残量を確認。私の“ストライクカノン”と“フォートレス”はついさっき交換してきたから大丈夫。すずかちゃんとフェイトちゃんは私のちょっと前に交換済み。トーレさんとセッテさんの“ウォーハンマー”は、“ストライクカノン”に比べればバッテリーの消費は少ないし、機人である2人は自身の駆動器官からバッテリーにエネルギーを供給できるから、交換に行く頻度は少ない。

『こちらカローラ。月村主任。ストライクカノンの交換の許可を』

成層圏からレールガンを撃っていた兵器は、戦術級武装飛空艦カラドリウス。巨大な硬式飛行船らしく、大隊メンバーの運搬を主任務としているみたい。偽フィレスさんや雷騎士やその他大勢の大隊メンバーが空から現れたのはそういうわけだった。

「はい、どうぞ! そちらはお1人で大丈夫ですか?」

『ええ。成層圏内で空戦が出来るのが私ひとりだから。けれど艦隊に比べて攻撃の厚さはさほど無いおかげで、単独で十分渡り合えるわ』

遥か空を見れば、フィレスさんの魔力光アイスグリーンと、幾条もの白い閃光が縦横無尽に翔け回ってるのが判る。ただ、カラドリウスの機影は視認できない。エアリアルとかっていうステルス機能を搭載してるからってデータにあった。そんなカラドリウスの撃墜を担当することになったフィレスさんは、艦隊と同じバリアと装甲を積んでることで武装端末を借りて交戦を開始した。

「ではそのままカラドリウスの攻略をお願いします!」

『了解。そちらもご武運を』

すずかちゃんとフィレスさんの通信が終わって、「わりぃ、待たせた!」ヴィータちゃんも新しい“ストライクかノン”を手に戻って来たんだけど、ヴィータちゃんが「なあ。攻撃の頻度が落ちてね?」って首を傾げた。さっきまでは足を止めると直撃ないし掠るような弾幕だったけど、今はゆっくり話せるほどに落ち着いてる。

「クアットロ、お前か?」

「いいえ、トーレ姉様。すでに私のシルバーカーテンは通用していないです。完全に解析されてしまったみたいで・・・」

「・・・とにかくチャンスなのは間違いないから、このまま押し切ろう!」

――炸裂魚雷(アイアタル)――

攻撃頻度の落ちた残りの戦艦を撃沈するべく突っ込もうとした時、「えっ、なに・・・!?」残り5隻の側面がいきなり爆発。黒煙を上げる艦体が徐々に傾斜していって、次々と海に沈み始めた。私たちは顔を見合わせて、「事故?」って首を傾げる。

『警告! 海中にて巨大質量の移動を確認! これは・・
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