こーひーぶれいく
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葉を聞いたのか、ぽんと手を打って感心しているアサキ。
3
「夜明けの空が茜色の衣をまとって あの東の丘の露を踏みつつ越えて来る。……出来たあ! いえたよカズミちゃん!」
大喜びするアサキであったが……
4
「あたしがカボチャに見えるってかあああああ!」
カズミの怒号。アッパーカットに、どーーーーんとアサキの身体は遥か遠くへぶっ飛ばされる。
治奈と成葉が、青ざめた顔でぼそぼそ。
「横暴ここに極まれりじゃな」
「ナルハ、カズミちゃんと距離置こっと」
― 完 ―
【名前表記について】
「魔法使い?アサキ」をお読みいただいて、ありがとうございます。
四コマ漫画風小説など、ちょっとふざけて脱線した機会をせっかくなので活用致しまして、文章について気になるだろうなというところを補足します。
何故「アサキ」や「カズミ」が、「和咲」「和美」と表現されていることがあるのか。
まずカタカナ表記に関しては、作中でもカズミ登場回で触れていますが、紛らわしいためです。
文字というのは、まずは脳に飛び込んだ瞬間のイメージで判断しますからね。しっかり目を止めながら読まないと、どっちがどっちだか分からない。
全部カタカナに統一しないのは、節の最初は基本フルネームで書くという、わたし個人の執筆ルールによるものです。
和咲と和美、メインキャラの名前印象かぶりなど普通は考えられませんよね。
諸悪の根源は、2019年4月に発表された現在の元号です。
お気づきかも知れませんが、主要キャラのネーミングをすべて元号から取っているためです、
それまでは主人公の名前を「■」にして名無し状態のまま書き進めていたのですが、元号が発表されて愕然。
「『和』がかぶっとる……」
とりあえず主人公の名前を考えて、とりあえず漢字のまま書き進めていったのですが、やっぱりどうにも分かりにくい。二人の名前印象が、双子キャラかというくらい似ている。
かといって、いまさら名前は変えられない。
と、そのような理由によって、この二人に関してはカタカナ表記に変えることになりました。
もっとカッコイイ元号を期待して、巷で上がっている候補から、いくつかカッコイイ感じの主人公のネーミングを考えていたんですが、まさか令和とは。
和咲、すらも考えるのにもの凄く苦しみましたよ。
そうだ、名前の話が出たついでといってはなんですが、キャラごとの一人称と、互いの呼び方をまとめて紹介しますね。
テンポ重視で台詞が続くと、誰がなにをいっているのか混乱するので、そのような時にご活用下されば幸いです。
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