第三章
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「金なんて言ってもな」
「ここからさらに売れ行きとか視聴率落とすにしてもな」
「これからさらに下がるにしてもな」
「すぐじゃないだろ」
「そうそうじゃないぞ」
「金っていっても違うよ」
購買や視聴率からの収入ではないというのだ。
「広告だよ」
「広告?スポンサーか」
「スポンサーか」
「そっちのことか」
「マスコミには絶対についてるだろ」
広告そしてそれを出しているスポンサーがというのだ。
「そうだろ」
「ああ、確かにな」
「広告出してない雑誌もあるけれどな」
「そんな雑誌は少数だしな」
「滅多にないしな」
「新聞も雑誌もな」
「テレビの番組だってな」
マスコミなら何処でもとだ、多くの面々が気付いた。
「広告出してもらってるな」
「スポンサーいるな」
「番組の合間にはCM入るしな」
「それはもう絶対だからな」
「ってことはな」
「スポンサーに働きかけるか」
「そうするんだよ」
まさにというのだ。
「こんな報道をしている、こんな事件があるのに報道していないってな」
「それが問題じゃないかってか」
「こんな新聞とか番組に広告やCM出していいか」
「そっちのイメージダウンにならないか」
「そう言えばいいんだな」
「マスコミ自体じゃなくてか」
「ああ、マスコミ自体に何を言ってもな」
これまで散々言ってきたがというのだ。
「連中は確信犯だからな」
「言われて止める筈がないか」
「俺達が言っても」
「けれどスポンサーが言ったらどうなるか」
「だからか」
「スポンサーに言ってな」
新聞社やテレビ局、そして出版社ではなくというのだ。
「それでだよ」
「スポンサーから言ってもらうか」
「こんな報道してると広告とか考えるって」
「そう言ってもらうとか」
「マスコミも動きが変わるか」
「ああ、金がなくなったらな」
スポンサーからの広告料金等がというのだ。
「マスコミも潰れるしかないからな」
「だからか」
「ここはスポンサーに連絡するか」
「それも片っ端からか」
「新聞や出版社に広告出してる企業に電話やメールで言って」
「テレビにCM出してるところにか」
そうした偏向報道を行っている番組にというのだ、平日の夜や土日の朝の報道番組等がそれである。
「どんどん連絡して」
「それで金を抑えるかって話にするか」
「そうすればか」
「マスコミもどうしようもなくなるか」
「だからそうするるんだよ」
ことここに至ってはだ、マスコミが幾ら抗議しても行いをあらためないのなら。
「これからはな」
「よし、じゃあマスコミ各社のスポンサー調べるか」
「それぞれの番組のものな」
「そうしてやっていこうぜ」
「それでこのこと報道させてやれ」
「鳴かぬなら鳴
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ