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ヘタリア学園
第七千八百五十六話  はじまりを受けて

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第七千八百五十六話  はじまりを受けて
 各国の上司の人達が集まるのを見て日本は上司の人に言いました。
「いよいよですね」
「そうだね、遂にね」
「この時が来ましたね」
「まずはね」
 上司の人は冷静にお話しました。
「アメリカの上司の人と中国の上司の人をね」
「仲立ちをしてですね」
「双方の対立を穏やかにしよう」
 こう言うのでした。
「ここはね」
「それが最重要事項ですね」
「君にも影響があるし」
「はい、世界経済にもですね」
「影響があることだからね」
 だからこそというのです。
「何とかね」
「完全に矛を収めてもらうことは後でも」
「まずは穏やかにする」
「それが大事ですね」
「世界経済に悪影響が出ることは避けて」
 そのうえで後の災いもない様にする、日本の上司の人に課せられた課題はとても大きなものでした。


第七千八百五十六話   完


                 2019・6・30
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