第七千八百五十一話 オランダが親分に
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第七千八百五十一話 オランダが親分に
二国だけ残りますとオランダはすぐにスペインに言いました。
「もうお前とはしがらみもないしな」
「まあ戦争したのは昔やな」
「それで言うが」
こう前置きして言うのでした。
「G20は委員長よりお前の方がよかったか」
「欧州は四国から五国なってやな」
「バランスはええし」
それにというのです。
「お前は影響力もあるしな」
「国力だけやなくてか」
「スペイン語は中南米全体に通じる」
英語に匹敵すると言っていいでしょうか。
「そういうこと考えるとな」
「お前そう言うけどな」
「選ばれたんはあいつやな」
「太平洋の連中、特に日本がプッシュしてな」
「あいつ等の失策やの」
はっきりとです、オランダは言い切りました。
「頼まれてしかも太平洋の発言力拡大狙ったか」
「それで日本にばっかり言うんや」
世界経済のことは考えないで、です。それでスペインは残ってオランダとあれこれお話をするのでした。
第七千八百五十一話 完
2019・6・28
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