暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と姫路城のお姫様
第五幕その七

[8]前話 [2]次話
「これが日本のお城に来た時の楽しみの一つだね」
「日本のお城に来たらね」
「こうしてお城の中でお茶を飲んでお菓子を食べる」
「些細なことだけれどね」
「日本のお城に来た楽しみね」
「醍醐味の一つだね」
「僕もそう思うよ、だからね」
 それでというのです。
「日本のお城に来たら」
「先生いつもこうしてるね」
「お城に来てね」
「そうして楽しく食べてるね」
「お茶も飲んでね」
「お城の景色も楽しんでるね」
「うん、特にこのお城ではね」
 姫路城ではというのです。
「奇麗なお城だけにね」
「いいよね」
「それじゃあね」
「楽しもうね」
「今の時間も」
「是非ね」
「それでね」
 ここで言ったのはジップでした。
「これから天守閣に登るね」
「一番上に行くね」
 トートーはその天守閣を観ています。
「七階まで」
「一番上まで登ってね」
 ガブガブはもうこのことを楽しみにしています。
「そこから景色も観ようね」
「頂上からの景色がまた素敵なんだよね」
 ホワイティもうきうきした感じです。
「本当にね」
「じゃあお茶を飲んで」
「お菓子も食べて」
 チープサイドの家族は今からお話します。
「それからね」
「天守閣に入ろうね」
「お昼はその後だね」
 チーチーはその先のことも考えています。
「それも楽しみだね」
「今日も楽しみが多いわね」
 ポリネシアはこのこと自体を指摘しました。
「お城の中も天守閣も」
「何ていうか」 
 まさにと言ったダブダブでした。
「ここにずっと住みたくなったわね」
「そうだね、天守閣の中では住めないけれど」
 老馬は姫路城の天守閣のその中を知っているのでこのことはわかっています。
「けれど御殿の中に住みたいね」
「いいね、道に迷うけれど」
「それでもこんな奇麗な場所なら」
 最後にオシツオサレツが言います。
「是非ね」
「ずっと住みたいね」
「うん、誰もがそう思うね」
 先生も笑顔で皆に応えます。
「こうしたお城や宮殿の中に入るとね」
「そうだよね」
「ベルサイユ宮殿でもね」
「あの宮殿おトイレなかったらしいけれど」
「住みたくなるよね」
「あそこもね」
「そうだね、誰もがそう思うけれど」
 それでもというのでした。
「やっぱり住むとなったら」
「自分のお城が一番?」
「そうなるかしら」
「いざ住むとなると」
「実際にはね」
「そうだね、姫路城にしてもね」 
 やっぱりというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ