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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十四話
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夫。奏……旧デストピアも使ってるから」
「デストピア……か」
「はーい感慨に耽ってる所悪いけど話続けまーす」
「少しは空気読まんかい!」
「で忍ちゃんにとってのメリットは……」
「あ、続けるんじゃな」
「ヴァーチャル空間内ならなんとドーナツ食べ放題!」
「なんじゃと!? それを先に言わんか馬鹿者ッ!」
ふふふ……堕ちたな!
この後コアのセッティングをして忍ちゃんを憑依させた。
つまりは、忍ちゃんを半分封印した。
「じゃ、俺は帰るよ暦さん」
「うん」
玄関まで見送ってくれた暦さんに、振り返って話しかける。
「確かに俺は貝木と繋がってるけど、今回の件には関わってないし、それとなく貝木に出ていくようにも言った」
「うん。羽川から聞いてる」
「だから、ファイアーシスターズの味方って証拠に、助言をしとくよ。
貝木と相対するときは複数人でかかった方がいい。
貝木はリスクリターンの確りしている男だ。
それもリターンよりリスクを重視するタイプのね」
「つまりそれって、せめて数だけでも優位を取れって事?」
「戦いは数だ。少なくとも人間の間では。
夢の中で教えた筈だよ」
「………わかった」
「助言の二つ目。頼るなら直木を頼るといい。
彼女は貝木の事をよく知っている。俺からも言っておくからさ。
だから、だから彼女にも過去と決別するチャンスを与えてやってほしい」
翌日、貝木が街から姿を消した。
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