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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百二十四話
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誰じゃお前!?」

影から顔を抜くと、追いかけるようにして我が姉上(笑)が顔を出した。

「会うのは3回目かな? 改めまして、俺はユートピア・クイーンパラドクス・グリップアンドブレイクダウン。
デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスターの主兼奴隷です。
よろしく。我が姉上(笑)」

「かっこわらい、じゃないわっ!」

「えー、油断した挙げ句心臓抜かれて吸血鬼ハンターに手足取られて暦さんに命乞いして幼女になって復活したけど調伏されて四ヶ月近く拗ねてた幼女じゃん」

「ぶっ殺すぞお前!」

やべぇ、我が姉上(笑)可愛すぎる。

「まぁまぁ、落ち着けって。ほらドーナツあげるから」

量子格納庫からミスドの箱を出す。

「ほらー。ポンデリングとゴールデンチョコレートが4:6だぞー?」

「くっ……まぁ、許してやろう」

と箱を受けとる我が姉上(笑)。

「ちょれー」

「枯らすぞ貴様」

「お?やる? やっちゃう? 俺今でもダンピールくらいの力あるし勝つよ? 勝っちゃうよ? 我が姉上(笑)なんて余裕でフルボッコだよ?」

「ぐぬぬぬぬ………おいお前様!」

「僕に振るな。僕じゃ一夏くんに勝てない」

たぶん吸血鬼モードの暦さんと俺の吸血鬼としての戦闘力は同じくらいだが、俺には第二の強みである現代魔法がある。

「ふぅ。これでイベントを先に進められるね」

「イベントっと…」

「俺のストーリーのイベントだよ。暦さんのストーリーのイベントの方は俺にはわからないよ。未来予知なんてできないしね」

デスクチェアに座ってポンデリングにかぶりつこうとしている我が姉上(笑)。

ぱくっ! とポンデリングを食べて笑顔になってる様は外見相応の可愛らしい物だ。

「よし。食べたな」

ビクッと我が姉上(笑)こと忍ちゃんが肩を上げた。

「お、お前まさか毒でも…?」

「いや。フレンチクルーラー買って中身ワサビとすり替えようかと思ったけど俺に得がないし話が進まないから何にも入れてないよ」

「お前なんちゅう事を考えるんじゃ! フレンチクルーラーの開発者に謝れ!」

「いやドーナツ談義がしたい訳じゃなくてね」

ポケットからIScoreTypeOBSESSIONを取り出す。

「『束さんが』作った新型ISコアなんだけどさ。忍ちゃん使ってよ」

「IS? あの鎧の事かの?」

「そうだよ。IScoreTypeOBSESSION。コアの制御に怪異を使う試作機」

「ふむ…? それを儂に渡すことで、お前らと儂にどんなメリットがあるんじゃ?」

「まず、『束さんにとっては』新型ISコアの実験になる」

「大丈夫なんじゃろうな?」

「大丈夫大丈
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