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ある晴れた日に
470部分:夕星の歌その十
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うね」
「何かな」
 難しい顔になってあらためて彼を見る。彼は一心不乱に作詞作曲を続けその様子はまさに鬼気迫るかのような凄みさえ漂わせていた。
「あそこまでやるのっていうのも」
「ないわよね」
「何か必死に適えようとしているみたいね」
 ここで言ったのは恵美だった。
「何かをね」
「願掛け?」
「何だよ、それじゃあ」
「まあそれが何かも今はわからないけれど」
 恵美もここでは茜とおおよそ同じ態度だった。

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