暁 〜小説投稿サイト〜
ある晴れた日に
467部分:夕星の歌その七
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
だ」
 それだと答えてみせたのだった。彼は内心少しばかり考えそのうえでこう答えることにしたのだ。下手にクラスの面々のことを出してはよくはないと判断して彼だけにしたのである。
「それならいいな」
「ああ。心を飲ませてもらう」
「あと夜の空でも見ろ」
 今度はこう言ってみせたのだった。
「夜の空でも見ていたらな」
「何かあるか」
「ただ酒を飲むよりよっぽどいいだろうからな」
 酒浸りなだけよりもまだいいだろうと。こうも思ってそのうえでの言葉だったのだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ