ハイスクールD×D 革新のリアン6
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ですが、いえ、愚かな兄ではありますが、どうか命だけは」
「分かってるよ。さすがにそこまではしないけど、徹底的にやりたいんだ」
「よろしくお願いします。それではごきげんよう」
リザイン宣言をして会場から退場する眷属の子たちを見送り、手頃な石を拾い上げる。再生中のライザーの歯をへし折りながら石を口の中に突っ込む。これでリザイン宣言は出来ない。
「さて、ライザー。覚悟は良いな?オレは3日ほどなら不眠不休で戦えるぞ」
『馬鹿なことをしたな。こいつは歴代の赤龍帝の中でも怒らせたらヤバイやつだ。まあ、赤龍帝の恐ろしさ、その身に刻み込め』
今まで黙っていたドライグの宣告と共にライザーを地獄に叩き込んだ。
「よくやった、イッセー。序盤の馬鹿はあれだったが、世論は味方に付いた」
丸一日ほどでライザーの反応がなくなったので拷問は終了し、戻った第一声がそれだった。
「お前が拷問に入るまでの試合風景を撮影した物が何者かによって流失してな、ライザーの評価は地に落ち、レイヴェルやその眷属は主の忠臣として評価され、馬鹿で女好きだが頼りになるヒーローって感じだな。さて、特別報酬として欲しいものはあるか?」
何者かって言うけど、先輩の手足がやったんでしょう。口に出さないけど、皆そう思ってるはずだ。
「とりあえず飯を食わせてください。腹が減って気持ち悪いんです」
「別室に用意させてある。着替えもな。この後、オレは残務処理がある。特別報酬の希望はメールで送ってくれ」
「了解です」
先輩の手足の一人に別室に案内されて状態保存の魔法陣の上に置かれた食事にありつく。白音ちゃんには負けるけど、戦闘後は食べる量が多いオレに合わせた量の食事をしながら特別報酬を考える。とはいえ、特に欲しい物ってないんだよなぁ。あ〜、でも、ライザーの眷属の子たちは本当に大丈夫なのか?しばらくしてから会って現状を確認させてほしいとかで良いかもしれないな。うん、そうしよう。
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