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ユキアンのネタ倉庫 ハイスクールD×D
ハイスクールD×D 革新のリアン6
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いるから、余分な贅肉を落とせば健全な企業になるな。とりあえず重役のゴミは纏めて排除して、使えない天下りも排除。手足から一時的に人材を派遣して立て直しを図らせる。余分な部署も統廃合させれば何とかなるな」

「赤字だらけですが、トータルでは黒字ですね」

「やはりカジノの収入はデカイな。プロのディーラーとそれを差配する支配人が優秀なら上がりは十分だ。目玉の巨大スロットは見えっ張りなジジイ共に大受けで何よりだ」

「溜め込みすぎですね。お金は廻してこそ意味があるというのに。宝石や芸術品を溜め込むのは分かりますが」

「コレクションしたいという気持ちはよく分かる。古銭をコレクションするのもな。レア物の現金のコレクションも理解できる。だが、普通の金を溜め込んでもなぁ。所詮は紙と数字なんだよ。それを、いや、経済そのものを理解できていないんだろうな」

経済っていうのは生き物なんだよ。金は血液だ。血液を体内の一箇所に溜め込めば生き物は死んでしまう。まあ、流れる血液の量が多くても駄目なんだが、そこはうまく調整する必要がある。今まで誰も調整した跡がなかったのは、そもそもの金銭に関する概念を人間たちから模倣しただけなのだろう。足元がお留守にも程が有るぜ。

「もう少しでライフラインの会社を全て抑えられる。金融機関も半分まであと少し。楽に革命ができそうだわ」

「旧魔王派はこれでチェックメイトですね。現政権も既に天守に籠った城主を残すのみですか」

「それから先は外交になってくる。まあ、どうとでもしてやるさ」

懐からシガレットチョコを取り出して咥える。う〜む、カカオ90%とは言えタバコとは違うな。やはり本物のタバコが欲しい。どうせ隠密用に加工するだろうけど。








「各陣営はそれぞれ1から10までの数字に眷属を配置する。眷属は2箇所にまで配置することが出来る。両陣営が配置終了後に配置を発表。その後、審判が各陣営の色のついた10面ダイスと一回り大きな6面ダイスを振り、その目に配置された眷属が6つの会場のどれかに転送される。それを5回繰り返し、先に3勝した方の勝ち。いいだろう、これで受けよう」

今日の夕食のメインの鶏肉から余分な脂身を取り除きながら通信魔術陣の先にいるマリータに答える。片栗粉をまぶし、皮の方から焼いていき、アルミホイルを被せて重しを乗せる。その間にゆで卵とピクルスをみじん切りにして自家製マヨネーズを入れてタルタルソースを作る。

「中々大変そうですね」

ソーナがボードゲーム試遊会のチラシを作りながら相槌を打つ。

「アレだけボコって再び立ち向かう気になったこととダイスフィギュアでオレに暴れさせないように考えたのは評価に値するが、情報収集を怠ったな。まあ、眷属はマリータしかお披露目して
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