暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン ー合わさる剣は2つの世界を一つにしてー「ある科学者とある剣士の物語」
最終話「ゲームクリア」
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ていたらある日ネットに出した論文がそのまま、賞をとったわ、そしたら、ものすごいお金とそれからいろいろな機関からオファーが来て引きこもっていた自分に愛想がつきてたとき、こんなに自分を必要としてくれる人が画面の向こうにいることを知ったの、私は決心して家を飛び出したわ。で、今こうして自慢の彼氏に二度目の命を救ってもらっちゃった。ありがとう」
二人で見つめあっている時間はしばらく続いた。なんだか二人は気恥ずかしくなった。よく考えたら実際に会うのは初めてなんだよな。こうやって二人でいるだけでここは現実であっちは夢みたいなものだった。そんなふうに改めて実感したからだった。
そして、ちょっと照れながらジンがいった。いや、ちょっとじゃないか。顔が真っ赤だ。
「なあ、レイ。その、おれがちゃんと責任がもてるまではって思ってたけどそれって俺のことを信じてるお前のこと信じてやれてなかったってことでさ。でも今なら、大丈夫どんなことになっても俺はおまえの手を離さない、だから・・・・・・な?」
「うん、……しよ?」
「ああ」
そのまま、倒れ込むように唇を重ねた。
「あ、あれ」
「ん?どうしたの」
「い、いやたつものはたつのだが。か、体が動かん」
「はあ、わたしもそうね、あれだわ、寝たきりだったんだもんね」
「なんだよ、ちくしょう」
「いいじゃない、こうして体を重ねているとホッとする。私達帰ってきたんだね」
「ああ、これでもう本当に終わりだ」
遠くでサイレンの音がなっている。僕らを保護するための救急車の音だろう。
なんだか安心してぼくらは意識を失った。
あ、あの医者がまだいるんだよな。
「片桐さん、雨宮さん大丈夫ですか?救急員のものです!大丈夫ですか?」
たくましい女性の声だ。ああ、大丈夫だ。
あれから結局いろいろあった。俺たちは一緒の病院に移送された。あの狂った医者はおれたちだけをSAO関係者として隔離するべきだとわけのわからない論理で、あの病院に移したらしい。俺たちの家族がかなり毎日見舞いに来るのであの医者なかなか手がだせなかったらしい。
結局、俺の証言と雨宮(まだ光と呼ぶのは抵抗がある)の証言で警察に事情聴取されたとき、あっさり犯行を認めたらしい。
それから俺はSAO関係者をまとめて置いたほうがいいという政府の意向によって特別処置でSAO被害者の学校に雨宮と通っている。(そのえっちはまだできてない)
「よお、待った?」
「ううん、謙也くんは?」
「今きたとこ、雨宮、今日はここに行きたいんだ」
「しかし、ひかりが、ハーフだったとはな。俺、初対面の時すごく驚いた」
「母方のおばあちゃんがイギリス人なのよ」
「へえ、そうなんだ。でも綺麗だぜ。その髪と目」
「えへへ。ありがと」
「さ、行こうぜ」
「うん、でも
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