暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica44雷光の天精〜Der Anfang Fusion Ritter〜
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スさんのフォローに入ったようや。

「余計な真似を」

――涙する皇剣(エスパーダ・デ・ラグリマ)――

バインドから逃れた偽フィレスさんがそう吐き捨てて、2本の氷の剣を創り出した。掠るだけで防護服どころか素肌まで凍結されるってゆう魔法や。あれで接近戦に持ち込まれたら、私やと一気に勝ち目が無くなる。

「正直、ミッド地上本部はもう・・・一から改革しないといけないと思うのね」

――神速獣歩(ゲパルド・ラファガ)――

「まずい! リイン、プリトウェン! ザフィーラ、私の側に!」

『はいです!』

「はい!」

偽フィレスさんが高速移動魔法を使って姿を消したことで、奇襲に備えて防御に全力を注ぐ。私が持つ防御魔法で一番の硬度を誇る「プリトウェン!」を発動。私を中心に八方に展開されるんは四層の対魔力・対物理の多層バリア。

(バリア間に隙間は無いから直撃は防げるはず・・・!)

「はあああああああ!」

――氷奏閃(イエロ・コラソン)――

直後、気合の入った叫びと一緒に偽フィレスさんが左の氷剣でバリアを攻撃。その1発目でバリアが二層も砕かれた。振りかぶられる右の氷剣に目が吸い込まれる。1撃で二層を砕くんなら、2撃目もまた同じように二層を砕いてくるはず。それで私の防御魔法は終了や。

(急いで次の魔法を・・・!)

『はやてちゃん!』

――シューティングスター――

――ヴォルカニックスカッシャー――

とその時、空から高速で飛来した魔力弾4発が、偽フィレスさんの氷剣2本を弾き飛ばした。さらに炎の剣状砲撃が偽フィレスさんを襲うけど、「この程度の奇襲で私を討とうなどと!」あっさり躱した。そやけど・・・。

「なら、もっと広い視野を持ってくれる? 私の偽者さん?」

「あぐっ!?」

偽フィレスさんの胸から刃が生えて、血飛沫を上げさせた。その背後には、本物の「フィレスさん!」が居て、デバイス・“シュロス”で偽フィレスさんを貫いてた。

†††Sideはやて⇒アリサ†††

ルシルのおかげで解放された私やアリシア、それに騎士フィレスは、大隊の拠点からアクアベール海へと転送されてきた。転送直後、「はやて・・・!」とザフィーラがまずい状況に陥ってるのが見て取れた。

「私の偽者・・・! 忌々しい!」

「アリサ、足場お願い!」

「オッケー!」

あたしが抱きかかえるアリシアのためにフローターフィールドを展開。アリシアが魔法陣に降り立つとすぐに“フォーチュンドロップ”の内の1つ、スナイパーライフルの「ブレイブスナイパー!」を構えなおした。

「フレイムアイズ!」

≪クレイモアフォーム!≫

振り上げた“フレイムアイズ”を大剣形態に変化させて、半
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