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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
外伝〜アルスター襲撃〜 前篇
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っ!?」
「グル…………っ!?」
突然の奇襲に男達は怯んだ。そしてそこに栗色の髪の娘、漆黒の髪の青年、蜂蜜色のような金髪の娘がカイ達の背後から現れ―――
「ヨシュア!ミント!一気に決めるわよ!」
栗色の髪の娘―――”百日戦役”で活躍したリベール王国の英雄―――”剣聖”カシウス・ブライトの娘にして”空の女神”エイドスの子孫でもあるメンフィル帝国から”侯爵”と”ロード”の爵位と称号を授けられたゼムリア大陸史上初のSSランク正遊撃士――――”ブレイサーオブブレイサー”エステル・ファラ・サウリン・ブライトは漆黒の髪の青年――――かつて結社”身喰らう蛇”の執行者の一人であったA級正遊撃士”漆黒の牙”ヨシュア・ブライトと金髪の娘――――セレーネと同じ”パートナードラゴン”という竜族の娘にしてエステルと同じくメンフィル帝国から”伯爵”の爵位を授けられたゼムリア大陸全土で数名しか存在しないS級正遊撃士”黄金の百合”ミント・ルーハンス・ブライトに号令をかけた!

「―――ああ!」
「―――うん!」
エステルの号令にそれぞれ力強く頷いた二人はエステルと共に攻撃を開始した!
「そこだっ!!」
一番最初に攻撃を開始したヨシュアは一瞬で男達を攻撃した後下がり
「はぁぁぁぁぁ………!!」
ヨシュアが下がると次にエステルが棒で凄まじい連打を浴びせた後下がり
「えーいっ!!」
ミントは男達の目の前で長剣を地面に叩きつけ、凄まじい衝撃波を発生させて、男達を舞い上がらせた後エステルと共に跳躍し、エステルは鳳凰の姿に、ミントは竜の姿になり、そしてヨシュアは写し身を数体作った後、3人はそれぞれ同時に突撃した!

「「「究極奥義!太極烈波――――ッ!!」」」

「ぐああああ…………っ!?」
「があっ!?」
「ガ…………っ!?」
3人の協力攻撃によって一瞬で無力化された男達は壁に叩きつけられ、軍用犬はセピスを落として消滅した!
「バ、バカな…………このタイミングで遊撃士…………だと…………」
「一体どこから、襲撃の情報が…………もれた…………のだ…………」
壁に叩きつけられた男達はエステル達の服にそれぞれ付いている”支える籠手”の紋章を見て信じられない表情をした後気絶した。


「ふう………何とか間に合ったみたいね。さっきの牽制射撃は助かったわ、テトリ。」
「いえ、私はそれほど大した事はしていませんよ。」
男達を無力化したエステルは一息ついた後、自分達を追ってカイ達の背後から現れた木の妖精(ユイチリ)族の最上位妖精―――”ニルユイチリ”族のテトリにお礼を言い、お礼を言われたテトリは謙遜した様子で答えた。
「あ、貴方達は…………!」
「エステルさん…………!それにヨシュアさんとミントさんも…………!」
エステル達の登場にカイは驚き
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