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賢者の師範
第1巻
新たな外史×領地内での出来事
[6/6]

[9] 最初
の一言、熟練戦士や魔法使いも圧倒されて最早ここまでか?と思った時に現れたのが。

「表舞台に出る訳もいかなかったんでな、俺はあくまで後方援護してた。マーリンとメリダに一任した・・・・ちょっとした試験みたいな感じではあったが」

「だがワシらでも退治できなかったのがドウター化した鬼であった」

「いくら付与魔法使いであってもドウター化した鬼に対処する道具も持ってなかったからね」

「突然現れた二人は苦戦しつつも魔人討伐してくれた。だが討伐後に出現したのがドウター化した鬼、その鬼を瞬殺したのが一真様であった。その場の勢いで敵を倒すマーリン殿と妖艶とも言える容姿で魔道具を操るメリダ師の姿に憧れたのだ。その後、一真様が一瞬にして滅ぼしたドウター化した鬼に関しては私と一部の王族のみ以外は記憶を消されてたようでした」

「まさか伝説やら幻とも言える神皇帝に出会えた、ともなれば我が神国を探そうと言う輩は沢山いたからな。そうならないよう記憶を消させた、魔人討伐してその場にお前がいたから国難を救い王太子まで救った者として国から英雄呼ばわり。一方俺は何とも呼ばれてないからホッとしてるが、最近だと賢者と導師の師範が存在しているとの噂が出ているな」

で、コイツらは立場を越えた友人となって即位後もちょくちょく政治の愚痴を聞いてもらうために。国の政治まで口出されちゃ困るからな、そう言う事で体恩ある人物を政治利用したり軍事利用したら即天罰が下るとされる。

王都に引っ越しするのはいいが、現代技術をそのまま持っててもいいのだろうか?執事もメイドもこちら持ちだから気にせずに引っ越しできるが、俺から言わせてもらえれば後ろから見てたけど魔人ってのは正直雑魚に近い。

ドウター化した鬼の方が厄介だが、あちらの認識では魔人の方が厄介なのだろうな。と言う事で俺らはここからアールスハイドにある家までの引っ越し準備をするのであった。
[9] 最初


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