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ソードアート・オンライン ー合わさる剣は2つの世界を一つにしてー「ある科学者とある剣士の物語」
弟十二話「孤高の剣」
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の中にするからいいんじゃないかよ!」
「ジン、それは理想論だよ」
「ラオ、アルダ、テオン!おまえら、古武道の精神を忘れたのかよ」
「いや、むしろそれがあるからこそ僕らは、こっち側についたんだよ。人は殺し合いをしていかなければどんどん貧弱になっていく。つまり戦争が人類を、歴史を作ったんだよ。ジン」
「やっぱりあんたたちはそういうつもりで初めからこのSAOに入ったんだな?」
「ああ、俺らは茅場先生の信奉者だ。こののちVRMMOは、大流行するだろう。そしたら若者はどうなると思う?VRが見せるものは? 茅場先生はいっただろう。これはゲームではないと……」
「そうすれば世界中、それも日本が中心となって、スポーツのように浸透していく。幻想の中で彼らは気づけるのか?」
「それは、私の考えていることの一部でしかない。」
そのときだ、みんなの体が地に落とされた。麻痺だろう。
「な!?」
「いいかね、ジンくん。そしてキリトくん。人が友とすべきものとは、死そのものだよ。人は死ぬからこそ、刹那の生を燃え尽きるまで生きようとするのだよ。さあ、最終ラウンドの余興と行こうか!」
俺はキリトを見た。キリトの目には覚悟があった。互いに頷く、同時に剣を抜く。
死そのもの、そうだろうか……いや!
「キリト!」
「ジン」
後ろを振り返るとみんなの顔があった。
「茅場、一つ約束しろ。もし俺たちが負けたらアスナを一定期間自殺できないようにしてくれ」
「キリトくん!そんなのダメだよ」
みんな口々に叫ぶ。。俺は黙った。こいつに勝てればあとでいくらでもこいつらと楽しくやれるんだ。
今から俺はこの人たちを殺す。
「キリトさん
隣のキリトさんも戦いに集中し始めた。
俺は龍剣を発動した。
三人は、テクニックの上で俺には勝てないが、三人まとめてではおよそ三倍。これでは勝負にならない。その時だった。
「やあ、二人とも。ここはわしがやろう」
そこに現れたのは、臥王だった。
「臥王さん!」
「ふふ、茅場!お前ともあろうものが正体が割れると同時にこっちの拘束まで解くとは甘いなあ!ふふ」
「臥王、君の存在はまるで忍び寄る影のようだった。君のことは正直言って怖いよ。力だけで言えば間違いなくSAO最強プレイヤー。しかしではどうして君にはユニークスキルが割り当てられていないのか?」
「それは、データ改ざんをしているからだろう?」
ヒースクリフは、ため息をもらした。
「そうだ、君は騎士道精神に反して自分のステータスを不正に改ざんしている。まさか本当のチーターがこの私のゲームに迷い込んでくるとは」
「プレイヤーネームは、ヒースクリフとかいったな。茅場、俺は現実の自分の肉体と同じくらいのパフォーマンスが出せるよう調整しただけだ。行き過ぎたステータス改変は
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