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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百十九話
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うかしたの?」
「ん。また怪異に巻き込まれてたみたい。だけどもうすぐ解決すると思う」
「ふーん」
ちょっと面白そうな事を思い付いたので食後に家を飛び出した。
向かった先は暦さんと羽川翼がいるポイントだ。
「やぁ暦さん。お疲れ様」
羽川翼が倒れている近くの街灯に背中を預けた暦さんが、俺を恨めしそうに睨む。
「………………知ってたのか」
「暦さんが町中を廻ったって聞いたからね。俺も吸血鬼を影に封じてるからさ」
「そうかい」
しゃがんで、暦さんの首筋に手を当てる。
「あーあ。こんなに吸われちゃってまぁ」
触れた手から気を流し込む。
「どうして、羽川の居場所がわかったんだ?」
「ああ。俺千里眼持ってるから」
「マジで!?」
「マジマジ。だから<血>の繋がり探して暦さんと忍野忍と羽川翼を探したら同一座標に居るじゃないか」
「血?」
「その話は今度にしよう。建前を言うなら、GWに貴方の腕を治すのに俺の血を使ったって事で」
「本音がきになるなぁ」
「まだ暦さんは知らなくていいよ」
十分な量の気を渡したので手を離す。
「ほら、もう動けるでしょ? 彼女をおぶって帰りなよ」
暦さんの横尻を蹴ってたたせる。
「いってっ!?」
「おら、あくしろよ」
暦さんが羽川翼を背負う。
「一夏君。羽川にもさっきの頼めないか?」
「確かに忍野忍のエナジードレインの分を補充しとかないとね」
「いいよ」
いやまさか暦さんから羽川翼に触れていいという許しが出るとは。
「でもいいの? 彼女に他の男が触れて?」
「…………男?」
邪眼解放。
「吸血鬼としての格の違いと人類種としての格の違いとファイターとしての格の違いと剣士としての格の違い。
さぁ、何れを教えて欲しいか言え」
「ごめんなさひっ!?」
邪眼解放からの殺気をくらって暦さんが情けない声を出す。
「わかれば宜しい」
浮遊して、髪を掻き分け羽川翼の首筋に触れる。
羽川翼の情報体へアクセス。
サイオン情報体<障り猫>にアクセス。
「おおっとぉ!? 間違って力を込めすぎてしまった!
これはどうにかしてエネルギーを発散しなければ!」
「はぁ!?」
「背に腹は変えられねぇ! <障り猫>アクティベート!」
羽川翼の頭から猫耳が、パジャマの裾から尻尾が出てくる。
「一夏君!?」
「大丈夫大丈夫。エナジードレインは発動してないでしょ? 要するに黒髪猫耳委員長だぜ暦さんの大好物だやったね!」
「いや猫耳って!」
尚もうるさい
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