レポート提出
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と言っています。残りの5時間は奏海と巡で交代でやるそうです。まだ旅慣れない女子が一人で見張りは危ないのと、ご飯を作っている分休みなさいとの事です。まだ1回しか野宿をしたことはありませんが、少し申し訳ないような気がします。
なのでその代わり、明季葉が夜の間に服の繕いをすることにしました。涼香さんが起きている5時間のうち1時間を使っています。裁縫は昔から教わっていて得意。移動中に枝に引っ掛けたりしてほつれたりしたところを直せる範囲で直します。巡と奏海は軽装なのにエプロンドレスの明季葉よりボロボロなのでもっと無駄のない動きをしてほしいところです。
涼香さんが一人で旅をしていた時は、適当なミネズミやオタチを捕まえて夜の見張りにさせていたそうです。また、居合切りや岩砕きなどの技を使わせることで道を切り開くことも多かったと聞きました。明季葉にそれが出来たかと言われると自信はないので尊敬します。
・町についた時は、決めた時間にポケモンセンターに集合することを条件に自由行動となりました。それぞれ興味のあるものも違うし、町の中なら危険は少ないので羽目を外さないように、だそうです。
この三日間でついたのはフェロータウンなので、そこでの散策結果を書きます。新しい町や人に触れるのも旅の大事な要素だと言われたので。
フェロータウンはモノづくりの盛んな町でした。工場と工場が併設されていたり、黙々と煙が昇る煙突があったりしました。ただ新技術の開発ではなく、一般流通しているものを大量生産したりするのがメインだと工員や作業員さんが教えてくれました。電気タイプのポケモンが多かったのでフクスローで応戦すると、華麗な戦いをするお嬢さんだと褒めてもらえたのが嬉しかったです。ただフクスローは毛が静電気で逆立って苛々してしまったのであまり長くはいられなかったのが残念です。モココと一緒にいるのは慣れたのに不思議です。
レストランや洋服屋は、全国規模で展開しているようなチェーン店がほとんどでした。また、居住区も団地やマンションアパートが多く、なんだか建物のおもちゃをたくさん並べたような町だって思ってしまいました。失礼かもしれませんが。
……後、涼香は自由行動を告げた後ポケモンセンターに集まるまでずっと町の外に行っていたと言っていました。あまりこの町にいたくなさそうに見えたのは明季葉の気のせいでしょうか。でも、いたくないなら明季葉たちにさっさとこの町を通過するよう言うことも出来たはずです。わかりません。
纏めますと、旅は思っていたよりは楽しく、周りの人もいい人です。でも、これから辛いこともたくさんあるだろうこともわかる出来事もありました。それでも、将来振り返ったときに良い旅だったと思えるような。そんな旅を、巡達としていきたいです。
もっと書きたいことはあるけ
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