恐れていたもの
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、レオンに貫かれた部位と全く一緒だった。それがさぞ悔しがったのだろう、彼の顔はショックと絶望が入り交じったような表情になっていた。
「さて・・・と」
血の海に沈む天海から向き直るシリル。その少年の不敵な笑みに、ティオスの頬を冷たいものが流れる。
「こいつは想定外だ」
自分の脅威になることは薄々勘づいていた。だが、それでも彼を止めることは容易いことだと思い、放置してきた。それがここまで悔いることになるとは思いもしなかった。
「次はお前の番だ」
最強の力を手に入れた水の竜。それを間近にした絶対的な悪魔の表情に、焦りが浮かんでいた。
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