第二章
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「超合金ね」
「そうっすね、何か私等が起きた世界にっす」
「むしろ相応しいものね」
「全くっす」
こう言うのだった。
「これはっす」
「その通りね、では」
「それではっすね」
「中に入りましょう」
明らかにこの世界のものではない船の中にとだ、二人で話してだった。
二人はそれぞれ宙を飛ぶ術を使いそうして船の上まで来た、それから船の入り口を探してそのうえでだった。
入り口を見付けるとセリューはルイーザに言った。
「ここっす」
「ここからね」
「中に入れるっすよ」
金属の扉だったがやはり鉄ではない、セリュ―達では具体的には言えない超合金だった。その超合金の扉を開けてだった。
そのうえでセリューは自分が先頭に立って船の中に入った、するとすぐにだった。
二人はこの世界のものとは明らかに違う船の中を進んでいった、メタリックであり様々な機械が見える。その中はまさにだった。
「宇宙船っすね」
「そうね」
ルイーザはセリューのその言葉に頷いた、ケルベロスも一緒にいて周囲に警戒を払っている。ルイーザもモンスターとしてのゾンビやスケルトン、ゴースト達を出して自分達の周りに置いて盾にしている。
その中でだ、こう言ったのだった。
「どう見ても」
「今にも宇宙から出そうっすが」
「宇宙に出られない理由がある」
「間違いなくそうっすね」
「そうね、それに」
ここでだ、ルイーズは即座にだった。
自分の横を護っていたゾンビが何処からか放たれてきたレーザー光線を受けて消し飛んだゾンビを見てセリューに言った。
「敵もいるわね」
「そうっすね」
セリューは超人的な勘で左に跳んだ、するとだった。
そこに光線が飛んだ、光線は金属の壁の床に当たって消えた。セリューがその光線が飛んで来た方を見て言った。
「ロボットが出て来たっすよ」
「この世界にもロボットはいるけれど」
「ドクター=ダンディズムも造ってるっす」
アメリカの科学者であり星の者であるボームがというのだ。
「それでロボットもいるっすが」
「あのロボットは」
銀色に輝きそうして頭が大きい、両手持ちのやはり宇宙戦を思わせるライフルがある。明らかに機械質の単眼が赤く光っている。
ロボットは数体いる、ルイーザはその彼等を見て言った。
「やはりこの世界のものではね」
「ないっすね」
「SFの世界にある」
文字通りにというのだ。
「そうしたものね」
「全くっす、しかしっす」
「ここはね」
「戦うっすよ」
「ええ、ロボット達は明らかに敵意を持っているわ、それに」
ルイーザは先程レーザー光線が来た方を見た、するとそこにはレーザー光線を放ったトラップのレーザー銃があった、ルイーズはその銃座を見てセリューに話した。
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