幼馴染が寝取られたので報復しました。
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美味しいお酒を飲むためにてめぇをぶち殺すっていう準備運動を。」
サテラはアルファについてのことを思い出した。
「確かに普段のアルファは素敵な男の子よ。だけど本気で怒ったアルファはこの上なく嫌な性格をしてるわ。」
と言う先程相談していた女友達の言葉を、
そして、勇者が
「ふ…ふざけるな!」
と言い、聖剣を突き出してくる。
「アルファ!!!!」
サテラが叫ぶが、アルファは指一本で受け止めた。
「嘘だ……俺の攻撃を指一本で……」
するとアルファは、
「お前の力なんて所詮こんなもんだ。」
と言うと、アルファの顔が嘲笑顔になって、
「実に滑稽で面白かったよ。この程度の力で俺を殺したつもりでいたお前を眺めるのは……」
「何が素敵な性格だよ……性格悪すぎるぞお前……こんなの……俺の勇者としてのプライドが許さない!」
勇者はサテラからアルファはとっても素敵な性格だと言われていたのである。
「何?プライドが傷つけられたのがそんなに許せない?だがな……あいつが……サテラがつけられた傷は……こんなもんじゃなかったんだぞ!」
と言うと、勇者の足元にゲートが開いた。
「え!?」
「ここから先は、地獄への片道切符だ。無間地獄か、阿修羅地獄で永遠に苦しめ。安心しろ、お前が心から反省したのなら天国に行けるだろうが、俺を恨んだままだったら未来永劫そのままだ。悪魔にでもなって神に粉砕されるといいよ。」
「おのれ!貴様ァ!」
「じゃあな……【ゲート・オブ・ヘル】」
そうして、勇者は地獄に堕ちて行った。
「さてと、あとはお前らだな。どうするか?このまま勇者に付き従うならどうぞ、言ってください。地獄への片道切符を上げますので。それとも、どことなりに行って、平穏な暮らしをするか、俺と一緒に来るか。」
「選ばせてくれるんですか?」
と勇者パーティーの女Aカレンが言った。
「ああ、俺が許せなかったのはあいつだけだ。」
「アルファさんに付き従います。今までの非礼を心からお詫び致します。」
と勇者パーティーの女Bリッカは謝罪した。
因みに、カレンは賢者でリッカは僧侶である。
「うん、いいよ……さてと…サテラ、話がある」
「はい……」
そうして、人気のない路地に着くと、サテラが泣き出した。
「ひどい事言ってごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」
とごめんなさいを繰り返しているので、アルファはチョップを頭に放った。
「ごめんなさい……ごめんな……痛っ!」
「ったく……そういう事なら言ってくれれば良かったのに。」
と言い、サテラを抱き締めた。
「怒って……ないの?」
と怯えるような顔で聞いてきたので、
「そんなことは無い。ただ、そんな事だったら俺
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