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デジモンワールド Re:ミラクルディスティニー Realize
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メモリー10. 人類を取り巻く目的 希望と絶望〈hope&despair〉
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ふたりは連れてこなくても良かったものだから。」
そう答えると僕とブイモンの上に何やら赤い触手?のようなものが垂れ下がってきた。
リヴァイアサン「私が連れてきたかったのはオンモンとオフモン・・・。お前たちだけなのだよ。」
リヴァイアサンが口を開くとオンモンは少し間を空けてから
オンモン「あの計画について呼び出したのか・・・。」
と答えた。
実際、僕には理解ができず、たまらずオンモンに聞いてみたものの、オンモンは
オンモン「リヴァイアサンは謎の計画を進めるために俺たちアプモンを人間界に送り込んだんだ。その恩恵として俺は何でも願いが叶えられるようになったんだ。」
オフモン「オフゥ・・・騙すつもりはなかったんでオフが、利用していたのも事実だったからごめんなさいでオフゥ・・・。」
と答える。
やっぱりそれでも僕はその言葉たちによく理解できなかった。
タクミ「・・・。要するに、君たちの願いや目的のために利用させられていたってこと・・・。そうは感じられないんだけど・・・。」
リヴァイアサン「私の目的は人間の管理。いわば、人間の個人情報の管理と言っていいだろう。この世界の犯罪は大きな罪を持つ者ほど個人情報の隠蔽や操作などたやすく出来てしまう。そんなことが許されるわけがないと思い私はこの計画を立てた。
その手始めに、観察のためオンモンとオフモンをそばにいさせ、あなたを監視させて頂いたというわけですよ。
もちろん、あなたを疑ってというわけじゃなく。信用できるかどうかということで・・・。ね。」
今のリヴァイアサンの言葉を聞いてようやく理解ができた。
リヴァイアサンの目的。人類個人情報管理システムの制作。
簡単にまとめると人間の個人情報をひとつ残らず管理するシステムを作れば、個人情報の操作をさせなくすることができ、犯罪が減らせるという魂胆なのだ。
もちろん。犯罪だけじゃない。健康状態、身体状態などの体に関わることまでもを対象として作っているのだという。
タクミ「・・・。その目的は人類にとっても限りなく欲しいシステムです。しかし、一つでも使い方を間違えたら人類にとっては最悪な運命を辿りそうですね・・・。」
このシステムが善人に行けば限りなく平和そのものになる。しかし悪人のひとの手にわたってしまうと世界が崩壊するほどの犯罪やテロが起こりうる。いわゆる希望と絶望のコントロールシステムってわけか・・・。
タクミ「リヴァイアサン。僕になにかできませんか!!そのシステムが、悪人の手に渡らぬように管理するというものでも構いません!!」
ブイモン オフモン(それって一番重要なことなじゃ・・・)
そう口を開くとリヴァイアサンは
リヴァイアサン「オンモンとオフモンのバディで居続ける。そう
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