第一章
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巨大な自然
ルイーザ=ジョングとセリュー=プーゾは今はルイーザの神託でアメリカミシカン州アナーバーに来ていた。
そこで神託でありそうな話を探してアナーバーのギルドに入ると依頼を聞く前にギルドの中では大騒ぎになっていた。
「森はそんなに酷いのか」
「また巨大な虫がうろつてるのか」
「しかも植物もか」
「最近ではあっちも大変か」
「軍隊だけじゃ人手が足りなくてか」
「俺達にも依頼が来てるんだな」
冒険者達がコーヒーやレモンティーを飲みながらそんな話をしていたルイーザはその話を聞いてだった。
すぐにだ、セリューにこう言った。
「あたし思うんやけど」
「私もっすよ」
セリューもこう返した。
「これは間違いないっす」
「そうよね」
「この巨大な虫や草木がどうかっす」
「このお話こそが」
「ルイーザの神託っす」
セリューは鼠人の顔で犬人のルイーザに威勢のいい顔と声で言い切った。
「間違いないっすよ」
「そうね、そやったら」
「この依頼受けるっす」
「沢山の人が依頼を受けているみたいだけれど」
「私達は構わへんことっす」
セリューは関西弁も入れて述べた。
「依頼はこれで間違いないならっす」
「ほなそういうことで」
「受けるっすよ」
そして神託を適えようとだ、二人は素性を隠したうえでそのうえでギルドの依頼を受けた、今回の依頼はかなり大がかりなものであり二人以外にも数多くの冒険者達それこそアメリカ中から集められた百人もの冒険者が参加していた。
二人はその中のうちの二人だった、その中で受けて軍隊の補助として巨大化して森の中を跳梁跋扈している虫や植物達の退治と原因究明も依頼された。そして実際にだった。
仕事をはじめる為に森の中に入ると早速だった、巨大な蟻やバッタ、蠅や蜻蛉にカブト虫といったものが襲い掛かってきた。だが。
ルイーザは術を主に戦いつつ格闘術とケルベロスのサポートをメインに戦うセリューに対して話した。まだ切り札のアンデットの大量召喚と使役は使っていない。
「ジャイアントアントやジャイアントスパイダーやなくて」
「そうっすね」
セリューは右のストレートで巨大蟻の頭を吹き飛ばし金塊に変えてから応えた。
「そうした種類ではなくってっす」
「只の蟻や蜘蛛が巨大化した」
「そうしたものに過ぎないっすね」
「そこは違うわね」
「動きや攻撃とかが、ただっす」
セリューは今度は蹴りで蟻を倒してから言った、蟻も全長二メートルに達するとだ。
「大きいからっす」
「それだけでね」
「随分な脅威っす」
「ジャイアントアント達とは微妙だけれど違った」
「そんな風っすね」
「そうね」
まさにとだ、セリューは氷の術で数匹の蟻を凍らせて倒してから
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