幕間
幕1 ときめき大戦争
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をしてはいけません!
「さ、サガ……」
思わず傍へ行って支えようと近付こうとしましたが、アイオロスに阻まれました。
むむっとアイオロスを見ると人差し指を口に当て、しーっと言い、ウィンクしてきました。
んん?これから何が起きるんです??
「サガ。そういう訳なので、認めない訳ではありませんが、真名を簡単には渡せません」
「ムウ……」
「真名はアテナとはまた違った我々の大事な女性です。今回の件の首謀者である貴方に真名を幸せに出来ますか?」
なんだか、すんごいシリアス展開に移行していく感じが……。
「私には、無理だろうな」
「ほう……?」
「私は罪人だ。そんな私が真名を愛しているというだけで、幸せに出来るとは思っていない。だが、例え私が恥辱を受けたとしても、彼女だけは守ると誓っている」
「当たり前です」
ふう、と深くため息をつくムウはボロボロな姿ではあるものの、目だけは真剣そのもので、こちらを見つめて来るサガに
「………全く、貴方という人は。まぁ、貴方だからこそ任せられるのですが」
そう呟くムウの声は小さくて、きっとサガには聞こえなかったでしょうね。近くに居たからこそ私には聞こえました。
「もし、油断したら私が真名を頂いてしまいますよ?」
そんな事を言いながら私の肩を抱き寄せて見せるムウ。
「な!ムウ!」
「それは……」
「そんな事許すハズが!」
「貴方方は黙っていて下さい」
キッパリ、ハッキリと結構言いますねぇ……。
「……ムウよ」
「シャカ?」
おや、此処でシャカの登場とは、どうかしたんでしょうか?何かムウやサガにいう事でも……?
「とりあえす真名を離したまえ」
「 ? はい」
「真名よ」
「はい」
シャカは私の左手を掴むと唐突に
「お前の事が好きだ」
「へ?」
い、今それを言うんかいぃぃいいい!!
遅すぎやしませんか?タイミング、おかしくないですか?いや、おかしいでしょう!
「しゃ、シャカ?」
「む?これはサガと真名がしていた告白合戦の続きではないのかね?」
「合戦!?」
「色々考えてみたが、私の場合そうするのはいつもの私らしくないので、単刀直入に言う事にした」
「は、はぁ……」
「なので真名、私の近くで私を拝む事を「「何を言ってるんだ!お前は!!」」
うおっ、耳がキ――ンっと……!って、この声はアイオリアとミロ?
「思わず唖然としてしまったが、いきなり何を言い出す!」
「そうだ!いくらサガが優勢とはいえ俺を差し置いてストレート
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