『ルイズが召喚したのが、キャタピーだったら?』
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麻痺毒で倒れた上級生は搬送され、バタフリーは、ルイズとシエスタにお礼を言うように周りをパタパタと舞った。
その後、バタフリーにまで成長させるお手伝いをしてくれたお礼もかねて、シエスタの故郷へバタフリーと共に行った際に、バタフリーは、近隣の森で番を見つけてきて、卵を産んだ。
たくさん産まれたキャタピー達にも同じルーンが刻まれていてルイズに懐き、ルイズは、シエスタと共に一生懸命育て、バタフリーの群れができた。
バタフリーは、毒のある鱗粉だけじゃなく、念力という技も持っていて、そのためそこいらのメイジじゃまず倒せるような存在ではなかった。そのためルイズに意地悪をして来た者達はいなくなった。
たくさんの子孫達を残し、先代のバタフリーは、やがて寿命を迎えた。ルイズは、泣いた、たくさん泣いた。
その後は、子孫のバタフリー達がルイズを守り、使い魔として仕えた。
バタフリーの群れは、さらに数を増やし、レコン・キスタとの戦争の際には、先陣を切ってトリスティンを守った。
ルイズ亡き後も、バタフリー達は、トリスティンを守り続けたと言われる。
その後、バタフリーを模した紋章がトリスティンの国旗に刻まれるのは、そう遠くない未来の話である。
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