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ある晴れた日に
429部分:夏のそよ風吹く上をその十二
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「あとは幾つかだな」
「どういったものがいいですか?」
「幾つかそっちで選んでくれるか」
 ここは店員に任せることにしたのだった。
「いいものをな」
「いいものですか」
「そうだな」
 少し考えてから。こうも述べたのだった。

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