第二百十四話 赤髪イケメンお兄ちゃんが親友のメスガキ男の娘に搾られる話
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修学旅行が終わった週の土曜日。
一夏は何も告げずに五反田家に来ていた。
「だーん! ホモセックスしよーぜぇー!」
「ぶふぅっ!?」
部屋でコーラを飲みながらエロ漫画を読んでいた弾が吹き出した。
「ごっほっ!? えっほ! けふっ!」
「お? それアマテラスが書いたやつ?」
弾がティッシュで机の上を拭いている間に一夏がエロ漫画を拾った。
「ほーほー、男の娘物ですかー。コレ見てどーすんだねぇどーすんだー?」
「なんで居るんだよ!?」
復帰した弾が吼える。
「蘭ちゃんがあがっていいって言うから」
「俺の意見は無視なんですかねぇ?」
「えー、いいじゃん。俺とお前の仲だろ?」
「親しき中にも礼儀あり、だろ」
「夜這いしなかっただけでもありがたいと思えよホモ野郎」
一夏が弾にエロ漫画を突きつける。
「ぅ…」
「いやまさかお前が彼女作らないのが俺のせいだっとは…。
いやー、善良な俺は責任感じずにはいられないね。
つーわけで責任取ってお前とヤろうかな」
「なんだその論理の飛躍!?」
「まぁ、いいじゃんいいじゃん。箒と束さんもいいって言ってたし」
「いいんだ…」
「同性とのSEXに関しては箒も割りと奔放というか…。今日だって自称妹達と百合乱交パーティーだろうぜ」
「ほー……じゃぁそのシャツは箒ちゃんのか?」
一夏が現在着ているのはだぼだぼのカッターシャツ一枚だ。
箒と一夏では身長差がありすぎるので、ワンピースみたいになっていた。
裾の部分から二本の猫尻尾が伸びている。
「箒がだぼだぼシャツが萌えるって言ってたからサービス。
さっき部屋の前で量子展開した」
「要らねぇよそんなサービス。ちょっと来い」
弾が一夏を手招きした。
「ふみゅぅ…?」
弾は一夏が着ているシャツの匂いを嗅いで舌打ちした。
「やっぱそういう意味かよ…」
「ゅ?」
「……………………ヤってやるよ、そっちがその気ならな」
「だ、弾? どうした?」
(くっそ…マーキングのつもりかよ箒ちゃん…!)
ヒョイ、と弾が一夏を抱き上げる。
「おょ?」
ぽすん、と優しくベッドに下ろされる一夏。
「あ、忘れてた」
ベッド脇に立つ弾の袖を引っ張り、近づける。
一夏が量子展開したものを弾の首筋に当てた。
パシュゥッ!
「何した」
「精力剤。人間用のね」
一夏が弾の首に当てていたジェトインジェクターを見せる。
「精力剤って……ん? 人間用?」
「俺が使うやつを生食で希釈したやつ。俺とか箒とかが使ってる薬使ったら人間なら死ぬぞ」
「いや箒ちゃん
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