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ある晴れた日に
422部分:夏のそよ風吹く上をその五
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「えっ、音楽か」
「そういえば」
 皆彼の言葉であることに気付いたのだった。
「今お店の中何もかかってないし」
「静かだよな」
「ああ」
「そんじゃまあ音無よ」
 ここでまた春華は彼をこの仇名で呼ぶ。

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