第61話 剣を持つ覚悟
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も嬉しいよ、でも俺は……」
「分かっている。そなたは自分の事で一杯なのだろう?返事はいずれ聞かせてくれればいい」
「ごめんな、本当はこんな事良くないってのは分かっているんだけど……」
「そうだな。でも今はこうして抱きしめてもらえているからそれで十分だ」
リィンの胸の中に頭を埋めながらラウラは告白の返事はまたでいいと言った。
「良かったね、ラウラ……」
ラウラがリィンに気持ちを伝えることが出来て、わたしも嬉しくなってしまった。
「うむうむ、一件落着じゃな」
「ん、そうだね」
わたしとラッセルは空気を読んで二人が離れるまで様子を伺う事にした。その後二人は団長が帰ってくるまでくっ付いていた。
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