暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜西風の絶剣〜
第61話 剣を持つ覚悟
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
も嬉しいよ、でも俺は……」
「分かっている。そなたは自分の事で一杯なのだろう?返事はいずれ聞かせてくれればいい」
「ごめんな、本当はこんな事良くないってのは分かっているんだけど……」
「そうだな。でも今はこうして抱きしめてもらえているからそれで十分だ」


 リィンの胸の中に頭を埋めながらラウラは告白の返事はまたでいいと言った。


「良かったね、ラウラ……」


 ラウラがリィンに気持ちを伝えることが出来て、わたしも嬉しくなってしまった。


「うむうむ、一件落着じゃな」
「ん、そうだね」


 わたしとラッセルは空気を読んで二人が離れるまで様子を伺う事にした。その後二人は団長が帰ってくるまでくっ付いていた。
 

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ