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ある晴れた日に
42部分:妙なる調和その三
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質なんだよ、おめえよ」
「じゃあ何を聞けば治るっていうの?」
「怠惰とか自堕落とかだな」
 つまりよくない言葉が好きなのだった。
「そういう言葉を聞くと治るぜ」
「やっぱりおかしいな」
「そうね。異常体質ね」
「異常でも何でもな。そうだから仕方ねえだろ」
 どうやら自分でもどうしようもないらしい。

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