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魔法が使える世界の刑務所で脱獄とか、防げる訳ないじゃん。
第63話 ドキドキッ☆ 富士の樹海で一週間キャンプ?? 【計画編】
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て溶ける琴葉」
ハク「目の前に凍った死体が入った発泡スチロールが見える」
レン「みーとぅー」
真希「教官ーここに殺人鬼がー」
琴葉「ってゆーことで、全員解体っ☆」
◇ ◇ ◇
「にゃはは〜! 琴葉ちゃんが来ましたにゃっ」
「トラックは用意しといただろ。さっさと失せろマフィア」
「残念ながら、今回はマフィアではなく、テリトリーガーディアンとしての用事なのにゃぁ!」
「げぇっ?? また面倒な事しちまった」
「いつも面倒な事しかしてないから大丈夫にゃん! いつもありがとうにゃぁ??」
「はぁ……マフィアの任務でいつも送迎とか、死体運びを手伝って、証拠隠滅とか、情報規制したりとかしてるからさ……もう色々慣れちまった自分が怖い」
「にゃはは〜! 元気を出すにゃぁ! お金はいっぱいあげてるから、生活には困らないから、全部おっけーにゃ!」
「おっけーじゃない?? ってか、知ってんだろ俺の生活」
「はいにゃぁ! 以前、カジノの前でパンツ一丁だったキミを助けましたから」
「アレはマジで助かった……普通にここまで帰れないと思った……」
「……まぁ、そんなことは置いておいてですね? これ、代金です。トラック、借りていきますねー。一週間後、お返しします〜」
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