十四話目
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た席に四季と雫が座って運航する事になった。
格納庫の前方が開くと何処かにそのまま格納庫から上昇して行く。
「「「ええっ!?」」」
外の光景が見えた瞬間三人から驚愕の声が溢れる。
それも無理はないだろう街中の自宅の地下に有った地下格納庫だった筈が、何故か何処かの無人島から出撃していたのだから。
「いや、確かに街中、それも自分家の地下から発進させたら目立つだろうけど」
「あの格納庫はどこでもドアにでもなってるの?」
「でも、見つからないのは良い事だと思う」
既に何処ぞの猫型ロボットのひみつ道具レベルの施設だと改めて認識する三人で有った。
「兎も角、気を取り直して」
「ええ、目的地は冥界。ナデシコC。出撃」
こうして、前方に現れた魔法陣を潜りながらナデシコCは処女航海として冥界へと飛び立っていったのだった。
さて、冥界へと辿り着いて四季が貴族風の礼服に着替え、手持ちの隠しカメラを通じてナデシコCのモニターに映像を送りながら貴族の中に紛れ込むと丁度イッセーとライザーのゲームが始まろうとしていた。
イッセーの行動を警備の悪魔達が止めようとするのを他のリアスの眷属の木場、朱乃、小猫の三人が阻み、イッセーはリアス、ライザーとサーゼクスの三人がいる主賓席の前までたどり着く。
周囲の貴族がイッセーへと罵声を浴びせるのをサーゼクスが静まらせると、パーティーの余興としてドラゴンとフェニックスの一騎討ち、つまりイッセーとライザーの試合を提案する。
サーゼクスからは既に最後のチャンスは逃してしまったと告げられるが、イッセーはそれを分かった上で強引に覆す為に来たと答える。
あの時、勝てなかった相手と今更再戦して勝てると思っているのかと問われると、
「ええ、あの時のオレじゃないって事を見せてやりますよ!」
普通は誰もがたった数日で何が変わったのだと思うだろう。まあ、神器の事を考えればそれの覚醒によっては大きなパワーアップは測れるだろうが。
そんな周囲からの呆れとも嘲笑とも言える視線を受けながらスクラッシュドライバーを取り出す。
『スクラッシュドライバー!』
四季から渡されたドライバーを装着し、新たにドラゴンスクラッシュゼリーを取り出し、
「当てにしてるんだから、力を貸してくれよ……」
そんな事を呟きながらスクラッシュドライバーの装填スロットにスクラッシュゼリーを装填する。
『ドラゴンゼリー!』
「うおぉー! 変、身っ!」
『潰れる! 流れる! 溢れ出る!』
『ドラゴンインクローズドライグ!』
『ブラァ!』
気合の入
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