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ヘタリア学園
第七千八百十四話  シュトルーヴェという人

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第七千八百十四話  シュトルーヴェという人
 日本はエストニアにこうもお話してもらいました。
「シュトルーヴェという人ですが」
「どういった方でしょうか」
「天文学者でして」
 それでというのです。
「僕のところで学んだ人なんです」
「そうでしたか」
「はい、タルトゥ大学で」
 今はエストニアの大学です。
「そこで学びまして」
「そうしてですか」
「業績を残した人です」
「そうでしたか」
「はい、そうした意味でもです」
「シュトルーヴェという方はですね」
「僕にとって思い入れのある人です」
 そうだというのです。
「よく覚えておいてくれたら」
「そうしたらですか、私が」
「嬉しいです」
 こう日本に言うのでした。
 そうしたお話をしつつ日本に自分の世界遺産を案内するのでした、そして何気に日本に自分のアピールもするのでした。


第七千八百十四話   完


                  2019・6・9

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