暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica42暴かれる真実〜I reveal a secret〜
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線が繋がるまで、ライシエルがデータベースからくすねてきた大隊に関するデータの整理をしていると、『ルシル、聞こえる!?』通信が入った。

「聞こえるぞ、アリサ。どうした?」

『あんたには感謝とかいろいろと言いたいことがたくさんあるけど、今は名誉挽回の機会を与えてほしいの!』

『ルシル副隊長、ミヤビです! 私たちに大隊と戦わせてほしいんです!』

通信を入れてきたのはアリサとミヤビだった。大隊に拉致され、偽者と入れ替わられ、要らぬ罪を被せられたそのミスを、大隊と戦うことで少しでも晴らしたいのだと言う。

(聖王教会にはマリアンネさんやパーシヴァル、シャル達を向かわせたいから・・・)

ふと、現在稼働中のプライソンの遺産+ミミルの造った兵器の対処を今、はやて達が行っているはずだと思い出し、そちらに向かってもらうことにしようと判断。俺は「マカリエル。アリサをアクアベール海に、ミヤビをザンクト・オルフェンに転送してくれ」と指示を出す。

『正確な座標をください、マスター。トランスポートを使って飛ばしますから!(?????)』

「ああ、少し待っていろ」

ライシエルがセキュリティを丸裸にしてくれたから、あの子の助けがなくてもデータベースの深いところまで探れる。今現在、アクアベール海でのリアルタイム交戦データを引っ張り出し、そこから座標を確認して、それをマカリエルに伝える。

『座標確認です! 転送準備完了!(^▽^)/』

『マスター。スバルさんとティアナさんが、病院もしくは管理局施設への転送を望んでいます。どうしましょう?(・_・?)』

病院への緊急転送は原則許されていない。ティーダの様子からして、局施設からの搬送でも問題なさそうだった気もする。だから「病院は無理だ。陸士108部隊に転送してくれ」と指示を出す。108にはナカジマ三佐をはじめ、クイントさんとギンガとチンクが所属している。スバルのことを心配していたし、早めに再会させるのがいいだろう。

『はい! 108部隊の座標設定完了です! これより彼女たちを転送します!∠(^-^)』

『あ、あの、ルシルさん! 本当にありがとうございました!』

『ルシルさん、ありがとうございます! お礼はまた後ほど!』

スバルとティアナからの礼に頷くことで応え、最後に「アリシア、フィレスさん。2人は――」と言い掛けたら、『もちろん戦場に!』との即答。

「ソレウイエル、マカリエル。アリサと一緒に彼女たちもアクアベール海へ転送を」

『ウィ!∠(^-^)』『ヤー!∠(^-^)』

とここで、ライシエルから『マスター。準備完了!\( ̄ー\)(/ー ̄)/』と報告。モニターを展開して通信を各組織に入れる。

「時空管理局、そして聖王教会の皆さん、聞こ
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