暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica42暴かれる真実〜I reveal a secret〜
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ールの間にシールドを展開しつつ、杖の先端を向けて魔力弾を放ってくる邪魔な男2人に「うっとおしい!」と魔法を発動。まずは下級魔力弾の「サピタル!」で、連中の魔力弾を全弾迎撃。次の攻撃が来るまでにもう1つの魔法を発動準備する。

「せいや!」

――シルト・エントゥクラフテン――

その中でのソールの斬撃は俺のシールドを容易く斬り裂き、振り上げと同時に刺突を繰り出してきた。急いで後退することで攻撃圏内より離脱。

――輝き燃えろ(コード)汝の威容 (ケルビエル)――

「「のわあああああああああ!?」」

そしてケルビエルを発動。2人の足元に円陣を描き、陣内に蒼炎を噴き上げさせる。魔法であるため焼き死ぬことはないが、それなりの窒息と火傷くらいは負ってもらおう。

「やはり私ひとりだけで来れば良かった・・・!」

「その言い草だと俺に勝てると言っているように聞こえるが?」

袈裟切りを躱し、“エヴェストルム”を起動してソールの剣を受け止める。デバイスはやはり断ち切れないようだな。俺は「うぉぉぉぉぉ!」強引に彼女を弾き飛ばして、「アイリ!」の名を呼ぶ。

『ヤヴォール! フリーレン・ドルヒ!』

俺の魔法ではなくアイリの魔法を放ってみると、ソールは剣を正眼に構えて「ノート・ヴェーア」何かポツリと漏らした。と同時にバリアが発生して、着弾したアイリの氷の短剣が砕かれた。

『アイリ、もう一度だ!』

『ヤヴォール! 今度は・・・アイツ・ランツェ!』

氷の礫を9発と発射したアイリ。ソールは剣を居合いのように構え、アイリの攻撃に対して何ら対応することなく受け入れた。

――フェアナイネン・ズィー――

すると俺の魔法と同じように氷の礫は弾かれるのではなく消滅した。これは決まりだな。一足飛びで突っ込んで来たソールの振るう剣を“エヴェストルム”で受け止め、「もう終わりだよ、ソール」と言い放ってやる。

「なに?」

「お前の魔法の正体は知れた!」

またソールを力ずくで弾き飛ばし、「我が手に携え師は確かなる幻想」と呪文を詠唱。起動するのは、複製された術式やスキルなどを複製して貯蔵している“英知の書庫アルヴィト”。俺やアイリの魔法でなければ何でもいい。

「さぁどれだけでも魔力パターンを覚えてみるがいい!」

――スパークヴェスパー――

「魔力光が・・・っ!?」

水色に輝く雷撃のリングを発射する射撃魔法を連射。オリジナルの使い手はレヴィ・ザ・スラッシャーだ。

「くっ!」

――ノート・ヴェーア――

ソールは前面にバリアを展開してリングを防御したのを確認し、レヴィの高速移動魔法である「スプライトムーブ!」を使って、彼女の背後へと瞬間的に移動する。さらに大きな雷球を
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