暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica42暴かれる真実〜I reveal a secret〜
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ドドアが開いた。

「ルシリオン・セインテスト・・・!」

「部屋の端を見ろ! 同志たちが・・・!」

「たった1人になんて様だ・・・!」

大隊の制服を着た男2人と女1人のトリオだ。四芒星と六芒星の仮面を被る杖持ちの男2人は初見だが、剣持ちの逆五角形の仮面を被る女は、マリンガーデンでの一件でセレスとティアナから報告を受けている。少々特殊な騎士なようだ。

『マイスター!』

『ああ。あまり時間は掛けたくない。早々に終わらせるぞ』

――煌き示せ(コード)汝の閃輝(アダメル)――

――ノート・ヴェーア――

俺の周囲に展開した光球6基から一斉に魔法砲撃を発射すると、女仮面持ちが「もらった!」と嬉しげに声を上げ、3人を護れるほどの広い魔力バリアを発生させた。砲撃はバリアに着弾するが、僅かな拮抗の後にバリアを粉砕。しかし仮面持ち3人に直撃はせず、砲撃の軌道が逸らされてしまったことで彼らの背後の壁に着弾。

「「うわあああああ!」」「くぅ・・・!」

まぁそれでもその際の魔力爆発に巻き込まれてしまったが。直撃ではないことから、これで終わったと油断するような間抜けは犯さない。

「シーリングバインド、スタンバイ」

魔力生成阻害効果のバインドの発動を準備。そして白煙から飛び出して来た、剣を鞘から抜き放っている女仮面持ちへ向けて「拘束!」バインドを発動する。女仮面持ちを拘束するべく、彼女を包囲するようにバインド6つが収束。

――フェアナイネン・ズィー――

「ん・・・?」『あれ?』

あと少しで女仮面持ちを拘束できるというところで、バインドが全て消失した。彼女はそれが当然だとでもいうように怯みもせず、剣を居合いのように構えたまま突っ込んで来る。

『マイスター、やっぱりアイツの魔法って・・・!』

「『ああ、だろうな』・・・舞い振るは(コード)汝の麗雪(シャルギエル)!」

天井近くに展開した氷槍50本を、「ジャッジメント!」雨のように降らせる。男2人は回避や防御を行うなどの対処に入ったが・・・

――フェアナイネン・ズィー――

女仮面持ちだけ直進し、彼女への直撃間近に氷槍が全て消滅した。AMFではない別種の対魔法防御。セレスとティアナの報告どおり。セレスの魔法すら完全無力化できる魔導師などそうはいない。ならそのカラクリを探り当てるのが俺の仕事だ。

「おお! 同志ソールなら、ルシリオンに勝てるぞ!」

「ああ! 俺たちだって負けてられないな!」

鋭い斬撃を繰り出す女仮面持ち――ソールと、その斬撃を躱し続ける俺の姿に男2人が息巻いた。やる気を見せるのは大いに結構だが、ソールとお前たちとでは難易度が違う。

――パンツァーシルト――

試しに俺とソ
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