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『賢者の孫』の二次創作 カート=フォン=リッツバーグの新たなる歩み
奮起
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してやる。ただし高くつくぞ。なにせ俺は第一四代目鬼一法眼。その霊力は安倍晴明、その法力は弘法大師、その験力は役小角の再来とも称される当代随一の陰陽師で、ギャラは一時間ひゃくじゅ――て、おい! 勝手に出るな! あぶないだろう!」
研究所内は大小無数の魔物がひしめいていた。
だがカートがいた部屋。一三号室に出現したものほど強力な魔物ではなかった。
「ええい、めんどうだ。一掃するぞ。東海の神、名は阿明。西海の神、名は祝良。南海の神、名は巨乗。北海の神、名は禺強。四海の大神、百鬼を避け、凶災を蕩う。急々如律令!」
これは百鬼夜行を避ける、魔物の接近を防ぐ呪術だが、その構造は霊的存在に対する積極的な防壁。結界だ。
「バン・ウン・タラク・キリク・アク。五行連環、急々如律令! 東海の神、名は阿明。西海の神、名は祝良。南海の神、名は巨乗。北海の神、名は禺強。四海の大神、百鬼を避け、凶災を蕩う。急々如律令! 」
爆発するような速さで防御結界を連続展開させ、逃げる間をあたえず、押し潰してゆく――。
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