第七千八百十二話 猫の家
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第七千八百十二話 猫の家
リガを見て回っていると猫がお家の天辺にいるのが見えます、ですがこの猫は生きている猫ではありません。
飾りの猫を見て日本はラトビアに尋ねました。
「あの猫もですね」
「はい、このリガの名物でして」
ラトビアは日本にすぐに答えました。
「いわれもあります」
「確かドイツさんところのですね」
「この街はドイツさんのところの商人さん達のギルドがあったんですが」
これがリガの歴史です。
「その時にです」
「ラトビアさんの国民さんが入られなくて」
「それで抗議でギルドの建物の方にです」
そちらにというのです。
「お尻を向けて造りました」
「そうしたいわれですね」
「そうしたらギルドに入られました」
「面白いお話ですね」
「そうした歴史があるんです」
こう日本にお話します。
「この猫には」
「これも世界遺産ですね」
日本も微笑んで応えます、この街にはこうしたお話もあります。
第七千八百十二話 完
2019・6・8
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