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ヘタリア学園
第七千八百十一話  リガ

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第七千八百十一話  リガ
「日本さんみたいな国がお隣だったら」
「いきなりそこからですか」
 日本はリガに来て迎えに来てくれたラトビアの泣きながらの言葉に対して少し呆れてしまいました。
「私のお隣は既に韓国さんがおられますので」
「ですから韓国さんと交代して」
「それは流石に無理です」
「やっぱりそうですか」
「はい、それで今回はです」
「あっ、世界遺産にですね」
 ラトビアはすぐに応えました。
「見て回っておられて」
「それでお邪魔しましたが」
「はい、この街は中世の街並が残っていまして」
 あらためてです、ラトビアは日本にお話しました。
「それでバルト海の真珠とも呼ばれています」
「確かに奇麗な街並みですね」
「その街を見て楽しまれるなら」
 笑顔で言うラトビアでした。
「存分にそうされて下さい」
「それでは」
 こうして今度はリガを見て回る日本でした、そうしながらラトビアは隣国が日本ならと心から思うのでした。


第七千八百十一話   完


                 2019・6・8

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