ハイスクールD×D 照らし出す光2
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。三人分のエナジーアイテムがあるおかげで選びたい放題だ。
「今回はこいつらだ。手間を掛けさせるなよ」
2面のパズルから6つのエナジーアイテムが飛び出し、それらをライザーの眷属に付与する。
『混乱、停滞、鈍速、睡眠、麻痺、石化』
「おとなしくしていろ。そうすりゃ痛い目に遭わなくて済む」
倒れたり動けなくなったライザーの眷属共を放置して屋上とその上空を眺める。角度の問題で永夢はよく見えねえが、ミッテルトは問題なくドラゴナイトゲーマの力で遊んでいるみたいだな。見えない爆破魔術のようだが、腕の動きで見切れるのだろうな。余裕で回避して甚振っている。
『ゲキトツクリティカルフィニッシュ!!』
おっと、ライザーが上半身が吹き飛んだ状態で落ちてきた。キメ技を食らったな。ミッテルトの方はキメ技を使うまでもなく倒していた。そして二人共がグラウンドに降りてくる。
「う〜ん、やっぱりコントローラーがないと微妙ッスね。武器の種類が多くなった所為で設置するのが難しいのは分かるッスけど」
「やっぱりか。他のテスターからも同様の意見が来ているが、どうしても複数の武器を使うとなるとな。両手にグレートソードとかロマンだろう?」
「割り切って大型化するしかないッスよ。弓と接近時の刀なんて組み合わせもあるっしょ?」
「投げ捨ても可能だからコントローラーの破損も気になる。怪我をされても困るし、講習会を開かないとダメか?」
「ガワだけでクッション性の高い物でいいっしょ?重すぎてもプレイヤーを選ぶし」
「う〜ん、ギリギリチャンバラのコントローラーを基準に用意させよう。いや、若干軽めにした方が良いな。その分重心にこだわらせよう」
「あっ、槍だけは頑丈にしておいた方が良いッスよ。絶対棒高跳びするのが居るはずッスから」
考えることは一緒だな。
「当然だな。既にやって折った」
「やるッスよねぇ。ああ、もう一つ、チュートリアルは絶対でスキップ不可。ローディング中も禁止事項をこれでもかと表示」
「当然だな。ギリギリチャンバラでもあれだけ馬鹿をやらかす奴らが居たんだからな」
馬鹿が怪我人を出して幻夢コーポレーションが叩かれることは過去にもあった。その度に裁判で全て勝ってきたがな。世論操作もお手の物だ。そもそもバグスターとネット上で戦うのが間違いだ。
ミッテルトが新製品であるギリギリチャンバラロードのテストプレイを終え、要望を纏め始めるのを横目にバグルドライバーを設計する。
「なんすか、それ?」
「ライダーとしての力ではなくバグスターとしての力を発揮するためのガジェットだ。ミッテ、お前も分かっているはずだ。ライダーの力が馴染まないことにな」
「……はぁ〜、
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