ハイスクールD×D 照らし出す光2
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いし弱いッス!!」
ミッテルトの木刀でグレモリー勢が地面に沈められる。
「へいへいへい、下級堕天使に負けて悔しくないんッスか。まあ、ウチは下手な上級堕天使よりは強いッスけどね。折角ウチもガシャットとドライバーを貰ったのに出番なしッスか?」
「予想以上に弱いな。そんなので大丈夫か?」
パーフェクトパズルの能力で回復のエナジーアイテムをばらまいてグレモリー達を治療する。
「ハングリー精神が足りねぇんだよ。変に生活が安定していることがここぞという時の気合に繋がらねえ。ぬるま湯は気持ちいいからな」
「これだけは、って言える拘りを貫く鉄の意志と鋼の強さが感じられないッス。もっとギラギラした面を押し出さないと」
「そういう貴方達はどうなのよ」
グレモリーが起き上がりながら不満そうにそう告げる。
「所詮、オレにとってはお前が気に食わない相手と結婚させられようが赤の他人のことだ。それに素のミッテルトに負けている時点で余裕だな。それにな、オレは常に命をかけてゲームを作っている。誰も楽しませれなくなればオレに存在する価値はない」
「右に同じッス。それにウチはハングリー精神でここまで鍛え上げたんッスよ。生きるために身体を売ること以外は何でもしたッスよ。そんな中でぼろぼろになった心を救ってくれたゲームは全身全霊を持って遊び倒す。バグスターになってからはその気持が強くなったッスね。ゲームを楽しめなくなったらウチに存在する価値はない」
「「それだけの覚悟を持てるか」」
「命を捨ててでも果たしたいことではなく」
「果たせなくなった時に命を捨てる」
「そういう覚悟を持てない奴に真の力は宿らない」
「怒りや憎しみはその場でしか莫大な力をくれない」
「妬みや嫉みは力を歪める」
「求めなければならないのは純粋なまでの思い」
「その思いが純粋な強さに繋がる」
「純粋な力を応用するのは容易い」
「純粋で莫大な力は心を歪めない」
「それが心に余裕と自信を持たせる」
「「それがないから焦っているのが丸わかりだ」ッス」
思い当たるフシがあるのか、全員が何かを考え込む。
「そういうわけだ。今日はもう上がれ。で、考えろ。自分だけの1を見つけろ。自信を持って言える1をな。ミッテルト、オレが相手になってやる」
ミッテルトがステージセレクト機能でグレモリー達を追い出してガシャットを取り出す。
「待ってました。楽しみだったんスよ、こいつで遊ぶのは」
ミッテルトがゲーマドライバーを装着し、ガシャットギアデュアルγを右に回す。
『ギリギリチャンバラロード』
「段位五十段!!」
ガシャットギアγをゲーマドライバーに装填する。
『My walk
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