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ある晴れた日に
40部分:妙なる調和その一
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明日夢も諦めない。
「長打力はね」
「他は?」
 速攻で凛の突込みが入った。
「他はどうなの?」
「足だって結構。肩も」
「守備は?打率は?左投手には?チャンスには?」
「誰だって得手不得手があるわよ」
 明日夢の返答は実に苦しかった。

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